ロビン・シモビッチ(名古屋グランパス) (c)J.LEAGUE ロビン・シモビッチ(名古屋グランパス) (c)J.LEAGUE

どちらが勝っても、1年でのJ1復帰となる。ご存知の通り、『2017J1昇格プレーオフ』決勝は名古屋グランパス×アビスパ福岡のカードとなった。決勝での3位と4位の顔合わせは3度目だが、準決勝で3位と4位の両クラブが勝利したのは今回が初めて。

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準決勝は両クラブのキャラクターがハッキリ出た戦いだった。名古屋はジェフユナイテッド千葉を4-2で切って落とし、福岡は東京ヴェルディに1-0で競り勝ったのだった。『明治安田生命J2リーグ』全42試合で3位・名古屋は85得点65失点、福岡は54得点36失点。名古屋が1試合平均2ゴールを超える驚異的な最多得点をマークすれば、福岡も優勝した湘南ベルマーレと同じリーグ最少タイの失点数を残したのだ。名古屋×福岡はJ2最強の矛と最も強固な盾の対決でもある。

千葉戦でハットトリックを決めたFWシモビッチは試合後「得点を決めたことはとても良かったが、今日の試合は決勝に進むことが目標」とチームの勝利を喜んだ。さらに決勝へ向けて「今頭の中にあるのは、我々がいたJ1へと帰ること。そのためにしっかりと決勝を戦い、そして勝利しJ1へと戻りたい」とキッパリ。

名古屋は4バックから3バックへ変更し、千葉戦に臨んだが、風間八宏監督は「自分たちが押し込んでサッカーをしたいというのと、両サイドと真ん中を埋めることでそこはしっかり押さえようとした。うまくはまればハーフコートでサッカーができるんじゃないかということで3バックにした。選手がしっかりボールを持てなければ意味はないが、そこはしっかり選手がやってくれた」とその意図を説明した。

奇しくも福岡も3バックにシステムを変更し、『J1昇格PO』準決勝に臨んだ。井原正巳監督は試合後「(前回の東京V戦で)ワイドに広く使われて、押し込まれるシーンがあったので、そのあたりを対応したいと考えた。ただ3バックでも引いて守るのではなく、前から行くことで、ヴェルディにいい攻撃をさせなかった。前半から思うような形は作れたと思う」と手応えを口にした。

東京Vを完封した19歳のCB冨安健洋は試合後「相手が名古屋になるのか千葉になるのかによって、勝たなきゃいけないのか引き分けでいいのか変わってくるが、僕たちがしっかりとゼロで守るということはどっちが相手でも変わらない」と次戦を睨んだ。

6月の第19節は福岡が3-1で勝利し、8月の第29節では名古屋が3-1でやり返した。果たして、3度目の対戦の結末は。『2017J1昇格PO』決勝・名古屋×福岡は12月3日(日)・豊田スタジアムにてキックオフ。チケットは本日11月30日(木)発売開始。

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