なだぎが弱くて鈍くさい死神に!? 短編映画『死神失格』舞台あいさつ

2013.3.26 16:18配信
なだぎ武

開催中の沖縄国際映画祭にて、ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)とのコラボレーション作品『死神失格』が上映され、なだぎ武、中越典子、渡辺世紀監督らによる舞台あいさつが行われた。

その他の写真

本作は、アジア最大級の国際短編映画祭ショートショートフィルムフェスティバル&アジアと沖縄国際映画祭のコラボレーション第1弾として制作された1本。沖縄国際映画祭が5周年、ショートショートフィルムフェスティバル&アジアが15周年という節目を迎えるにあたり、お笑い芸人と映像クリエイター、両者の才能が交わることとなった。患者を手術中の医者とその助手、そして患者の妻と、それぞれの境遇の人々の前に死神が現れ、命を懸けた究極の選択が繰り広げられるというストーリーの本作。死神を演じたなだぎは、自身の役どころに「人間じゃないキャラクターを演じるのは初めて。怖いイメージではなく、鈍くさくて弱々しい死神というところに監督がものすごくこだわりました」とコメント。「映像で観ると思った以上にリアルで、会場の子どもたちが泣かないかドキドキした」と笑いを誘いながらも、出来栄えには満足だったようだ。

これまでにも数多くのショートフィルム作品を手がけた渡辺監督は、短編作品ならではの魅力について、「役者の演技の密度が濃く、描かれていない部分をいかようにも想像できるところ」であるとし、「長編作品に匹敵する印象を与えたいと思っています」と意気込みを見せる場面も。なだぎに何テイクも重ねたシーンをカットした点を指摘されると、「心を鬼にしてカットしたほうが短編はいい作品に仕上がるんです」と独自のスタイルを明かした。

最後に中越は、「癖になって何度も観てしまう作品です。私は4度目、5度目が好き。みなさんにも癖になてほしい」と作品をPR。なだぎも「短いので何度も観て、気になるところを探してほしい。ありがとう! いい映画です!」と締めくくり、会場を後にした。

今回の共同製作作品は、6月上旬開催予定のSSFF&ASIAでも上映。さらに世界の国際映画祭への出品なども視野に入れているという。

《第5回沖縄国際映画祭》
開催中~3/30(土)まで

取材・文・写真:渡部あきこ

いま人気の動画

     

人気記事ランキング