原作『TOKYO TRIBE2』(C)SANTASTIC!ENTERTAINMENT 2013

『ヒミズ』『冷たい熱帯魚』など数々のヒット作を手がける鬼才・園子温監督の最新作となる『TOKYO TRIBE』の製作が決定し、出演者を公開オーディションで募集することが明らかになった。

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本作は、井上三太のコミック『TOKYO TRIBE2』が原作。近未来の町“トーキョー”に生きる若者たちの姿が過激に描かれており、“暴力と愛と友情”がつまった青春群像劇だ。

2014年に公開を予定している本作は、出演者をYouTubeを用いた公開オーディションで選出するという新しい試みを実施。オーディションサイトにある“模範演技”のデモ映像を基に自分の動画を撮影し、YouTubeに投稿することでエントリーが完了と、単純明快なシステムだ。“応援ボタン”も設置されており人気ランキングも気軽にチェックすることができる。動画審査を通ると、書類審査を経て園監督を含めたスタッフによる最終審査が行われる。

今回の発表に関して園監督は「近未来の“トーキョー”を舞台にストリートギャングたちが大暴れする作品なので、私も大暴れするつもりです」と意気込みを語り、「今回は、一般のみなさんにも出演していただこうと思い、公開オーディションを行なって逸材の発掘もしていきたいと思っています。新しい人たちと映画の新しい可能性をこの作品で発見したいと思っています」と期待を寄せている。

撮影は今夏を予定。本作への出演の切符を掴みたい人は、5月31日(金)までYouTube上で実施されている1次オーディションにエントリーしてみてはいかがだろうか。

『TOKYO TRIBE』
2014年公開予定