『ヒッチコック』 (C)2012 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

20世紀を代表する映画監督アルフレッド・ヒッチコックの知られざるエピソードを描いた映画『ヒッチコック』のテレビCM映像が公開になった。1950年代から繰り返し放映されてきたテレビ番組『ヒッチコック劇場』でヒッチコックの声を演じた熊倉一雄が吹替を務めた映像だ。

テレビCM映像

映画『ヒッチコック』は、“サスペンスの神様”と称された天才監督と、彼を支え続けた妻であり映画編集者のアルマの知られざるドラマを描いた作品。数々の苦境や周囲の無理解を乗り越えて、傑作『サイコ』を完成させるまでのヒッチコック夫妻の姿に迫っている。

CM映像は熊倉が声を演じるヒッチコックが「こんばんは」と登場し、『ヒッチコック劇場』のテーマ曲“マリオネットの葬送行進曲”にのせて映画の見どころが紹介されるもの。『ヒッチコック劇場』のファンにはたまらない内容で、番組を知らない人でもヒッチコック本人が自分に語りかけているように感じる内容になっている。ちなみに熊倉は『名探偵ポアロ』やディズニー作品などで吹替を務める一方、俳優として、演出家として活動する名優で、映画『ヒッチコック』について「ミステリーの神様も人間だった。それにしてもヒッチ氏の飲むこと食べること!あれじゃ太るわな」と思わず笑みのこぼれるコメントを寄せている。

『ヒッチコック』
4月5日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国ロードショー