クヮヴェンジャネ・ウォレス(左)、芦田愛菜(右)

4月20日(土)より公開の『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』で主演を果たし、最年少で本年度アカデミー賞主演女優賞にノミネートされたクヮヴェンジャネ・ウォレスの来日記念プレミア上映会が27日、都内で開催され、芦田愛菜が花束を手に会場に駆けつけた。

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本作は、若干29歳の新人監督が低予算で制作し、カンヌ映画祭など多くの映画賞で話題を呼んだ感動作。世界の果て“バスタブ島”に住み、父親や仲間たちと穏やかな日々を過ごしていた6歳の少女・ハッシュパピーを突然襲った悲しみと、生きるために強く行動する少女が起こす奇跡を描く。

舞台あいさつに登壇した主演のウォレスは「こんにちは、名前はクヮヴェンジャネ・ウォレスです。今日はありがとう」と日本語で元気にあいさつ。アカデミー賞にノミネートされたことに対し「アカデミー賞の事はよく知らなかったの。オスカーさんっていう人がいるのかと思ってたわ」と可愛らしい一面も見せ、会場を和ませた。

現在9歳のウォレスのもとに、同じく最年少で日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した8歳の芦田愛菜が花束を手に会場を訪れると、芦田は「アカデミー賞ノミネートおめでとうございます!」と笑顔で祝福。「今は桜の花がキレイな時期です。日本での滞在を楽しんで!」と英語でメッセージをおくり、ウォレスを驚かせた。

『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』
4/20(土)よりシネマライズ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリー他公開!