3月某日、テレビ朝日内のスタジオにて、『日曜×芸人』DVDの収録が行われた。その直後のインタビューも通して、3人が構築する関係性の面白さが実感できた。
 

 

山崎弘也(アンタッチャブル)、バカリズム、若林正恭(オードリー)といういつものレギュラー3人がスタジオに揃うと、さっそくワイワイと賑やかな雰囲気に。いざ本番がスタートすると、開口一番「どんだけ~!」と叫ぶ山崎。この日は、2月20日に発売された『日曜×芸人』DVD全3巻購入者に向けた応募者全員プレゼントとなる“撮りおろしDVD”の収録だが、テレビ放送同様に、山崎がやりたい放題といったオープニングだ。
 

 

その後、『月曜×芸人』と名乗る井上裕介(NON STYLE)、春日俊彰(オードリー)、中岡創一(ロッチ)の3人が、『日曜×芸人』メンバーにドッキリを仕掛けた『月曜×芸人 ドッキリでアクティブ!』('12年10月28日放送)を見ながらのコメンタリーを収録。

若林が井上のリアクションを見て「大げさに笑ってました」と口火を切ると、途中からは『月曜×芸人』へのダメ出しモードに。山崎が「土下座のキレが悪い」、バカリズムが「中岡くんのコメントが全然テロップになんねえ」と、ギャグ混じりながらもダメな部分を事細かく解説した。

収録直後に行われたインタビューでも、まずは『月曜×芸人』の話題から。
 

バカリズム(以下、バカリ)「僕ら、あの3人が好きなんですよね」

山崎「中毒になってますよね、『月曜×芸人』中毒に。よーく見ちゃうから、いろんなことに気づいちゃうのかな(笑)」

若林「興味があるからね。『日曜×芸人』と『月曜×芸人』で戦いたいんですよ、ホントは」

バカリ「辛辣な言葉が出ちゃうのは、愛情があるからですよね。よくダメ男とどうしても付き合っちゃう女性っているじゃないですか。そういう芸人なんです、僕ら」

 

山崎「とは言いながらも、付き合ってるじゃんっていうね、うんうん」

バカリ「なんだかんだ言っても別れられないっていうね」

若林「春日は僕のダメ出しを聞かなくなってるんです。やっぱり先輩とかスタッフさんのダメ出ししか聞かないので、(山崎とバカリが)よくぞ言ってくれたみたいな、部分ありますよね」

山崎「俺も若林くんと同じ感じになっちゃってるでしょ。右から左に聞き流すみたいに」
 

 

若林「そうかもしれないですね」

山崎「バカリズムの(ダメ出し)が一番効いてるんじゃない?」

バカリ「確かに。春日くんとは久しぶりに会ったんですけど、ガッカリした部分があったんですね。ピンクのベストを着て、どんな時でもブレずに何事も言い切るっていうイメージだったのが、意外とフニャフニャだったから、あれ? と思って(笑)」

山崎「でもね、彼自身も感じてるんですよ。人気の衰えを」

一同「(爆笑)」

山崎「昔は、とんでもなかったからね」

若林「だんだん営業のステージでも、センターマイクまで早く歩くようになってるし」

バカリ「間が持たないのね(笑)」