●朝のホテルで定番の「シーツ巻き」する一方で、
男勝りな一面も

また、普段は女としての魅力を十分に見せつけながら、「ザ・女」を演じることもお得意の米倉さん。彼女だからこそ一夜の秘め事があったホテルの一室で、生まれたままの姿にシーツをまとい、朝日の差し込む窓辺に立たずむ、というようなシチュエーションも、日本一お似合いになるのです。きっと。

そんな米倉さんのもう一つの顔は、「アネゴ」的な男勝りのサバサバ感。「そんなのいらないわよ」「ばっかじゃないの」などというセリフを、あのサラサラヘアーを指でかき上げながらハッキリともの申す姿、暗に想像できるのではないでしょうか。

しかし同じ髪をかき上げる仕草でも、この「知らないわよ」的な男勝りの「バサッ」と、先ほどの安住アナに対する「えー!やだー!」の時にかき上げる「バサッ」は全く似て非なるものです。

髪をバサッとかき上げて、こんなに違う雰囲気を出せる女性がこの日本に存在するでしょうか。
そして、これがまさに見本とすべき「ギャップ」そのものの姿なのです。

これらののギャップを学んだ上でできる、モテ術&男性操縦法

さてこの「強欲女」と「天真爛漫少女」、そして「男っぽくサバサバ」が同一人物だという驚愕の事実を、一体この小さなハートでどうやって受け止めればいいのかもうわからないよう、と、さじを投げたい気持ちになっている方もきっと多いことでしょう。

しかしよく考えてみると、高級品を取り扱う教養高そうな美人販売員が笑顔で接客したあとに休憩室で深いため息まじりでタバコを吸う姿や、キレイな母親が我が子と微笑ましく遊んだ直後にママ友いびりををして夫に隠れてパチンコにも行く、など、陰と陽のギャップを持った女子は世の中に大勢いるものです。


●人に見せるギャップよりも、ひとつ下の階層に降りてみる

このようにパーソナリティに大きなギャップを抱える人は、そのどちらの顔でもない、「さらに階層ひとつ下のステージ」に降りてみましょう。そして心からの本音で、「ああ、疲れた」と言ってみるのです。これが、効きます。
 

●「ああ、疲れた」

札束数えたり男に貢がせたあとに、友達以上恋人未満の男の肩を「もうヤダー!」とバンバン叩く。そしてボソっと「ああ、疲れた」。

朝を迎えたホテルでシーツをまとい窓辺で朝日を浴びながら、振り向き様に髪をかきあげ「オハヨ」と微笑み、その一人の帰り道でスマホをいじりながら元カレからの誘いのメールに「おせーんだよ!」と怒り声を上げ、髪をかきあげる。そしてボソっと「ああ疲れた」。

キーワードはあくまでも、「ああ、疲れた」です。きっとそれは、心からの本音と自分へのSOSであるのかもしれません。

男性は、このような陰陽のギャップ激しい女性が本音を漏らす姿に、父性本能のようなものをくすぐられるはず。この人を守ってあげるのは俺しかいない。きっと、そう思うはず。はずです!!

ですので、男性にそのように思われるように、落差の激しい表情や態度を取り続けてみてください。何事も継続は力なりです。続けることによって、一歩でも二歩でもギャップが魅力の米倉涼子さんに近づいてくださいね!!応援しています!!


<ヌードルアートとは>
麺を使用し人やモノなどを表現するアート手法。
麺の種類は、日本蕎麦、ラーメン、パスタなど多岐にわたる。最後はおいしくいただくことをモットーとし制作しています。

第4回目:
米倉涼子さんに使用した麺:小豆島手延べ梅そうめん(ずーっとほんのり梅のいい香りがしていました)

顔を描くのは、練りごまとみりんでペーストを作り挑戦しました。しかし思いのほか伸びが悪く、大変苦労するはめに。麺に合う味で、且つ伸びやかに滲まず線が描けるペースト作りに奮闘する毎日です。その他、 のり、黒オリーブ、グリーンオリーブも準備しました。

1974年生まれ、東京在住。前職は大手ネットショッピングモールのPR担当。2009年より「ライフハッカー」にて恋愛記事の執筆を開始。現在は「金メダル級のダメ男とばかりご縁がある切ない人生を送ってきた、虫の息の恋愛コラムライター」として活動中。また、別ジャンルで「ヨリエ・スディラジェンコフ」名での執筆活動も行っている。