『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』(C)2013 Fine Line Media,Inc. All Rights Reserved.

「ぴあ」調査による3月29日、30日に公開された映画・満足度ランキングは、2010年に日本公開され異例のロングランヒットを記録したドキュメンタリーの続編『ハーブ&ドロシー ふたりからの贈りもの』がトップに輝いた。2位に海外でも高い人気を誇る『ドラゴンボール』の劇場版最新作『DRAGON BALL Z 神と神』が、3位に映画スターを目指す若者たちを描いた青春ドラマ『関西ジャニーズJr.の京都太秦行進曲!』が入った。

上位作品の画像

1位の『ハーブ&ドロシー…』は、前作から引き続き佐々木芽生監督がNY在住のアートコレクター夫妻、ハーブとドロシーを追った完結編。観客からは「コレクションの質が高く、温かさあふれるふたりの人柄と生活が印象的だった」「コレクションを社会に還元していくふたりの生き方に打たれた」「期待を上回る感動作! こんなステキな生き方があるんだと胸がジーンとした」などのコメントが寄せられた。一方、前作を観た観客からは「前作とは違った切り口で面白い」「現代アートに素人の自分が、アートを親密に感じることができた」「現代アートの見方を観客に委ねているところがいい」「アートの視点からだけでなく、夫婦の愛という視点からも観ることができた」などの声が上がり、前作の満足度92.2点を上回る92.5点を記録した。

2位の『DRAGON BALL Z…』は、原作者の鳥山明が、脚本の段階から制作に参加した完全オリジナルストーリー。出口調査では「往年のファンが喜ぶ作品になっている」「戦闘シーンの迫力に鳥肌が立った。映像がキレイなので映画館で観てほしい」「ストーリー展開が予想できなかった。新キャラのビルスがカッコイイ」など、ファンからも好評で、子供から50代までの世代をこえて支持を集めた。

(本ランキングは、3月29(金)、30日(土)に公開された新作映画8本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)