中国を意識し、『ワールド・ウォーZ』がマイナー変更

2013.4.2 15:30配信
写真は、ブラッド・ピットの最新作『ワールド・ウォー・Z(原題)』より(C)2012 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.

ブラッド・ピット主演のSF大作『ワールド・ウォーZ』に、マイナーな変更が加えられた。中国政府を不快にするリスクを避けるために取られた手段だ。

『ワールド・ウォーZ』は、ベストセラー小説にもとづくゾンビ映画。もともと、ゾンビが大量に生まれていく源となった場所は中国という設定だったが、映画を観たスタジオのトップはプロデューサーたちに対し、中国政府の反応を意識し、違う国に変えるようにと指示を出したという。

中国は、最近、日本を抜いて、北米外でハリウッド映画にとっての最大の市場となった。『ワールド・ウォーZ』の中国での公開はまだ決まっていないが、スタジオは当然、この重要な市場でのリリースを狙っている。近年、中国政府は、国内で上映する外国映画の本数に関する制限を緩めたものの、あいかわらずセンサーシップは厳しく、シーンの削除や変更を求めることはしばしばある。来月、アメリカと中国で同時公開される『アイアンマン3』も、中国市場だけに向けたバージョンとその他の国向けのバージョン、2種類を製作している。

文:猿渡由紀

いま人気の動画

     

人気記事ランキング