――皆さんウルウルですね…。10か月間活動してきて、一番楽しかったのは?

ゆず「一番楽しかった…。12月の無料オープンスクールで、ものすごくうまくできたことがあって。みんなの中から出てくるエネルギーとかが合わさって、一つになれた感じがはじめてしたんです。自分でやったんだけど、自分で感動しちゃうくらい(笑)。黒澤先生も、オープンスクールやっててよかったね、って話をしてくださって。」

――そのタイミングは、ちょうど続けるか辞めるか、迷い始めた時期ですよね

ゆず「その瞬間は悩む感情とか忘れてて。悩む感情とかから…ハナタレテましたね」

まゆ「え、ハナ垂れてたの?!」

ゆず「ちがうっ!悩むことから放たれてたの!(爆笑)」

――わはははは!思わずハナタレるくらいの感動があったんですね(笑)。

ゆず「ハナは垂れなかったですっ!(笑)。正直、その時の経験があったから、悩む期間が長引いたっていうのがあるんです。卒業するのをやめよう、と思って…自分の中で、頭がおかしくなるくらい悩みました。ちゃんと悩んで、長い時間をかけて出した結論なんで。自分の中では、納得できるんです。」

――逆に、辛かったこと、大変なことはなんでしょう?

ゆず「結構いっぱいあります。みんな同じ気持ちがあると思うんですよね。最初は「よっしゃ行くぞー!」って思っていて、駆け足でいれたんですけど。だんだん、途中から、うまくいかない時期がやってきて。スランプっぽくなってしまっていて。その時、他にグループを脱退していくメンバーがいたから、そういうのも不安だったし。自分がみんなを引っ張っていかなきゃとか、そういうことを自分のせいにして、悩んだりしてました。」

――最初に取材に入らせていただいた去年の7月でも、メンバーは10人以上いましたもんね。

ゆず「そういうの、自分の責任かな、って思ってしまうことがあったんです。ライブ中にイライラしたこともあったから…みんなごめんね…。でも、今いるメンバーは、残ってくれたわけだし…。みんな、私を信頼してくれてありがとう。」

れいにゃん「イライラしてたって言ってたけど、ゆずは、そういうところ、あんまり見せなくて…。ゆずの姿勢って、私たちにとってすごくお手本だったんです。あこがれていた存在なんだよ。ゆず、これまで本当にありがとう。」

ゆず「ありがとう…!」

かにゃん「ゆずに言われたから、私たち、羽ばたくしかない…。すごいグループにいたんだなって言えるように、誇りに思えるようにしていかないと。」

まいまい「今、ゆずぽんが悩んでる時期があったのを、初めて知りました。ゆずぽんは、初期のころから、みんな挨拶しよう、とか言ってくれてて、私とか、あんまり挨拶とかできなかったんで、すごく基本的なこととかも、ゆずぽんに教えてもらったから、二期生にそういうことを教え込みたいです。」

――教え込むってすごいっすね(笑)。ゆずぽんはメインメンバーとしてずっと活躍出来ていたけど、まいまいはサブに回ることも多かったから、また違う気持ちがあるのかもね。

れいにゃん「まいまい、出れないライブもあったよね」

 

まいまい「5人だけ出演のライブとかあったら、私は出れなくて…。ライブに出れても、後ろでフラップガールズスクールの旗を持ってる係りで、実はすごく悔しかったんです。ホント、ずーっと旗を振ってたんですよ!正直、旗が嫌いになったこともありました。旗を持つ係も重要だからしっかりやらなきゃってもちろん思っていたんですが、旗を振りながら、私は踊れなくて…なんで踊れないのかな?って悩んだり…でも、旗はベテランになったんで、誰にも持ち方だったら負けません!私、旗マスターですね!オープニングセレモニーからずっと旗で…ほかの子はいろいろ動くけど、私は旗の位置に定着だったんですよ!」

ゆずぽん「もう、旗大好きじゃん(笑)」

まいまい「うー、私もみんなと踊りたかったの!!」

(全員爆笑)