左から、里見浩太朗、柳下大、上川隆也、倉科カナ、賀来千香子 左から、里見浩太朗、柳下大、上川隆也、倉科カナ、賀来千香子

上川隆也が主演、8月より東京・赤坂ACTシアターで上演する舞台『真田十勇士』の製作発表が4月2日、都内で行われ、上川をはじめ、柳下大、倉科カナ、葛山信吾、山口馬木也 、松田賢二、渡部秀、相馬圭祐、賀来千香子、里見浩太朗ら出演陣と、脚本の中島かずき、演出の宮田慶子が顔を揃えた。

舞台『真田十勇士』チケット情報

おなじみの物語を中島かずきの書き下ろし脚本で舞台化。豊臣家への忠義を貫き、知力を尽くして徳川勢と戦った真田幸村と幸村に仕えた個性あふれる10人の勇士の生き様を、虚実織り交ぜながら描いていく。幸村を演じるのは、人気俳優・上川隆也。上川は「私事ですが、来月の5月7日に48歳になります。幸村公は48歳で大阪城に入城して、翌年の慶長20年5月7日にお亡くなりになったそうです。この不思議な符合に縁(えにし)のようなものを感じております」と挨拶。「先ほど、控え室に中島さんが遊びに来てくれて、『上川君、面白いものが書けたよ』と。ちょっと盛りましたが(笑)、おっしゃったことは確かです。この台本に音楽、お芝居をのせて、さらに面白い舞台になることを確信しております」と自信のコメント。

十勇士の中でも人気のキャラクター、猿飛佐助を演じるのは柳下大。「こんな豪華なスタッフ、キャストの中で、この役をやらせていただくことを大変光栄に思っています。今までにない大役で緊張しプレッシャーもありますが、今までの経験すべてを懸けてこの舞台に挑んでいきたい」。一方、本作のために書き下ろされたオリジナルキャラクター、飯処で働く若い娘・ハナを演じる倉科は「私にとって舞台は特別なものです。ドラマや映画と違って、力が入ってしまい苦い思いばかりしてきましたが、今回は舞台上を「生きる」ことを心掛けて楽しいものにできれば」とそれぞれ意気込みを語った。

また、家康役の里見浩太朗は「歴史の事実と大きなウソがある、この脚本に惚れました。今日は言いませんよ、何がウソかね。徳川幕府になって、さらに300年後にそのウソがばれるという、その話を聞いたとき、これは一緒にお仕事させていただきたいと思った」と話しながら「何のウソか知りたかったら観に来てください」と舞台をPRした。

公演は8月30日(金)から9月16日(月・祝)まで東京・赤坂ACTシアターにて。その後、9月21日(土)から23日(月・祝)まで愛知・中日劇場でも上演。チケットの一般発売は4月6日(土)午前10時より。なお、チケットぴあではインターネット先行先着「プリセール」を実施中。4月5日(金)午後11時30分まで受付。