故マイケル・クラーク・ダンカンの遺族が、彼が死の直前に遺書を書き換えた背景を弁護士に調べさせ始めた。彼の婚約者が仕向けたのではないかと疑いをもっているようだ。

『グリーンマイル』でオスカー候補に挙がったダンカンは、2012年9月、54歳の若さでこの世を去った。遺書は同年4月に書き換えられ、ダンカンの婚約者オマロサ・マニゴールトが主な相続人に指定されたが、ダンカンの姉ジュディ・ダンカンは、彼は2011年末ごろからろくに話ができなくなっており、この時期に遺書の書き換えなどできたはずはないと主張。また、ダンカンが心臓発作で入院し、延命措置を受けている間、マニゴールトがダンカンのお金を管理していたこと、ダンカンの死後、彼女は遺族に相談もなく、ダンカンの車や時計などを勝手に売り払ったとも語っている。一方でマニゴールトは、「ジュディは私からお金を取ろうとしているだけ」と反論している。

文:猿渡由紀

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