カンフーだけじゃない! 映画『グランド・マスター』宿命のドラマに注目

2013.4.10 10:38配信
『グランド・マスター』 (C)2013 Block 2 Pictures Inc. All rights Reserved.

トニー・レオン、チャン・ツィイーが出演し、ウォン・カーウァイ監督がメガホンをとった映画『グランド・マスター』の新予告編が公開された。美しく激しいバトルシーンに注目が集まっている作品だが、新映像では彼らの宿命のドラマにもフォーカスがあてられている。

新予告編

1930年代の中国では、武術に様々な流派があり、それぞれの流派を極めたものを“グランドマスター”と呼んでいた。映画は、中国北部のグランドマスターのひとり、ゴン・バオセンが引退を表明する場面から始まる。彼は、自身の流派を弟子のマーサンに譲り、様々な流派を束ねる仕事を引退試合で自分に勝った者に譲ると宣言する。対決の最有力候補になったのは、後にあのブルース・リーの師匠になったイップ・マン(レオン)。彼は対決を承諾するが、バオセンの娘であるゴン・ルオメイ(ツィイー)も後継者に名乗りをあげる。

予告編はバオセンの登場シーン、雨の中で次々と敵をなぎ倒すイップ・マン、華麗に構えを決めるルオメイの姿を映し出す。しかし、映像の中盤からアクションよりも彼らの宿命の物語が描かれる。1930年代の中国は、日本と戦争に突入したことでそれまでの暮らしが一変。イップ・マンも圧倒的な技で敵を倒す男でありながら、戦争の波にのまれ、家族や日々の暮らしを守ることすらできない。また、バオセンの弟子マーサンが師匠を殺害したことで、ルオメイは父の復讐に人生のすべてを投じることになる。映画は、最強を目指してしのぎを削るグランドマスターたちが激動の時代の中で翻弄され、時に迷い、時に拳を交えながら、生き抜こうとする姿が描かれる。

『グランド・マスター』
5月31日(金)よりTOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー

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