韓国観光をアピールするチ・ジニ 韓国観光をアピールするチ・ジニ

韓国の俳優、チ・ジニが4月9日、都内で行われたイベント「韓国文化観光の夕べ」にゲストで登場、同国の観光スポットをPRした。

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同イベントは、韓国政府が2013年を「釜山(プサン)、蔚山(ウルサン)、慶尚南道(キョンサンナムド)訪問の年」と定め、南海岸地域の観光活性化を目指すことから開催。過去に観光大使を務め、日韓両国の文化交流のために尽力したチ・ジニは、旅好きに加え、多くの時代劇に出演し、撮影でさまざまな地方を訪れたそう。国内にも素晴らしい場所があると気づき「日本の皆さんにも韓国の知られざる魅力を伝えたい。地方都市ごとに特色があります。その国の本当の魅力を知るには、地方に行って、小さな市場を訪れたり、郷土料理を食べるといった体験がいい。地域ごとの違いを経験するとより韓国を楽しんでもらえるのでは」とアピールした。

中でも、釜山については「親近感が沸く、人情あふれる街。最近、刻々と変貌を遂げていて、外国の方の姿も増えて“コスモポリタン”という印象です。全世界、どの国の方が訪れても違和感なく街に馴染めます」。旅行先では必ずその地域の市場に行くそうで、「国、地域の文化が根付いているのは市場。文化を知る近道です」と解説し、釜山のお勧めは「国際市場、通称トッケビ(お化け)市場と呼ばれる市場。全世界のすべての物が揃っています!」と絶賛。市場では欠かせない“値切り交渉”については「ひとつの楽しみと捉えてもらって、3回くらい交渉して値段が下がったら交渉成立でしょう。僕は値段のままで買いますが(笑)」と笑いを誘った。

旅もこだわりがあるそうで、「列車での旅が好きなんです。さまざまなところに立ち寄ったりできて味わい深い」と述べ、「ソウルから釜山まで列車で行って、釜山から船で九州に渡り、九州を列車で回る旅をお勧めしたいです。その逆も。福岡から釜山に入って、列車でほうぼうを旅してみるのは贅沢な楽しみです」とにっこり。「皆さんに韓国に足を運んでいただいて、感動を持ち帰っていただければ」と呼びかけた。

また、韓国への旅を勧めるだけでなく、チ・ジニは日本へ頻繁に来ていることを明かし、「日本での楽しみはなんといっても食べ物。ラーメン、お刺身、焼き肉が好き」と目を細め、「今年の夏は日本で休暇を過ごしたいです。釜山で一泊して、船で対馬へ行って過ごし、時間があれば北海道に行きたい」と話した。