現在不倫中の男女にとって、12月は“クリスマス”という「会いたいけれどバレたらマズい」大イベントが待ち構えています。

「会いたい日に会えない」という辛さも覚悟しなければいけないのが“不倫”なのです。

「私には関係ない」と思っている人でも、実は、どこでどんなキッカケで“火がつく”のか分からないのが男と女。

特に、忘年会と新年会シーズンの12月と1月は、不倫カップルが誕生しやすい時期でもあるのです。

そこで今回は、『なぜ夫は何もしないのか なぜ妻は理由もなく怒るのか』の著者で、夫婦問題カウンセラーの高草木陽光が、「不倫はしたくない。でも、しないと言い切る自信がない」「辛い恋愛はしたくない」という女性に向けたメッセージをお伝えします。

「好きになる男性は結婚している人ばかり」という女性に潜む“罠”

あなたは、彼を好きになってから、彼が結婚しているという事実を知ったのですか?

それとも、初めから彼が結婚していることを知っていて好きになったのでしょうか?

どちらでしょう?

「好きになる男性は結婚している人ばかり」と感じている女性は、もしかしたら、後者のように「初めから彼が結婚していることを知っていた」という場合が多いかもしれません。

なぜなら、不倫ばかり繰り返してしまう人は、男性が結婚していることに魅力を感じる傾向があるからです。

それともうひとつは、「私は、結婚している男性を好きになってしまう」という意識を、無意識に脳に刷り込んでしまっているということが考えられます。

つまり、自分自身で「結婚している男性を選んでいる」ということです。

自分自身で恋愛対象を決めつけているということは、その決めつけを自分自身で「変えることができる」ということでもあるのです。

なぜ「忘年会」と「新年会」に始まる不倫が多いのか?

「忘年会」がキッカケで始まる不倫が多い理由

1. 会社でのイメージと忘年会でのイメージのギャップに魅了される

会社によって様々ですが、現在は昔に比べて上司に誘われて飲みに行ったり、誘ったりすることも減ってきました。

そのため、社員同士の交流は社内だけという人も少なくありません。

しかし、忘年会は、今年1年の締めくくりとして、普段よりも参加する人たちが多いイベントなのです。

その忘年会によって、仕事中の顔しか知らなかった人の“違う顔”を知ることで、意外性を感じて好感をもつようになったり、深い話をしたりすることで信頼関係が深まったりするのです。

2.クリスマスやお正月などのイベントを1人で過ごしたくない

忘年会をする時期は、クリスマスや大晦日、そしてお正月など、“1人でいたくない”イベントが待ち受けている時期でもあります。

1人でいることに大きな孤独感や寂しさを感じてしまう人は、強い意志をもたないと、ついフラッと不倫の道に引き込まれてしまう恐れがあるので注意が必要です。