『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』(C)2012 Cinereach Productions. LLC. All rights reserved

4月20日(土)公開の映画『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』の試写会で、女性の観客を対象にアンケートが実施され、その多くがハッシュパピーの生命力に心を動かされたという結果が出た。

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本作は、世界の果て“バスタブ島”に住み、父親や仲間たちと穏やかな日々を過ごしていた6歳の少女・ハッシュパピーを突然襲った悲しみと、彼女が起こす奇跡を描いた物語。

配給会社が作成した資料によると、鑑賞した女性を対象にアンケートをとったところ、本編を観て涙したと回答した割合は91パーセントを占めていた。特に20代後半以上の女性からの支持が高く「今年一番泣いた」、「今年すべての涙を放出してしまった気がする」など熱いコメントも寄せられ、「勇気をもらった」、「ハッシュパピーを見ていたら(仕事などの)ちっぽけなことで悩んでいる場合ではないと思った」など、父を想い突き進む6歳の少女の力強い生命力・行動力に心を打たれたようだ。

今回のアンケートは女性を対象に行われたが、若干29歳のベン・ザイトリン監督が低予算で制作し、カンヌ映画祭、米アカデミー賞など多くの映画祭・映画賞で注目を集めた実力作だけに、老若男女問わず観る者に感動を与える作品になっているのではないだろうか。

『ハッシュパピー 〜バスタブ島の少女〜』
4月20日(土)よりシネマライズ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿ピカデリーほか公開