マシ・オカ

ハワイを舞台にエリート特別捜査班“ハワイ ファイブ・オー”の活躍を描く「HAWAII FIVE-0」。シーズン3の放送を前に検死官マックス役のマシ・オカが来日! アクションが特色の同作について、「予算は減ったが、ロケの日数は増えたな」とユーモアを交えて自信を示した。

1960年〜1980年代にかけて放送した同名人気ドラマの現代版としてリブートした「HAWAII FIVE-0」は、増加の一途を辿る新種の犯罪を撲滅するため、ハワイ州知事直属の特別捜査チームが活躍するポリス・アクション。そのシーズン3は「リーダーのスティーヴ・マクギャレット(アレックス・オローリン)の母親の正体が明かされ、僕のマックスも杖で歩いています(笑)」と波乱含みの展開だという。一方で、「前シーズン同様、一話完結で、烈しいアクションもあれば、コメディー的な展開もある。車の中の口ゲンカもね(笑)」と娯楽要素が強まったシーズンとも説明する。「アクションが派手になりましたね。第1話は“UFOキャッチャー”でしょ! あり得ないよね(笑)! ファンタジーですよね!」。

演じる検死官マックス・バーグマンは、シーズン2でレギュラーになった人気キャラ。天才型の風変わりな男で、“トレッキー”のSFオタク。前シーズンで銃撃を受けたため、負傷した状態で登場する。マックス同様、天才型のマシ・オカは、彼を次の理由で気に入っているという。「ダニー(・“ダノ”・ウィリアムズ)たちに対抗する性格ですね。とても正義感が強くて、社会的ではなさそうだけれど、絶対に言いなりにはならない。ほかの人はダニーに言われても言い返さないけれど、マックスは反論する。しかもクールで、ピュアっていえばピュア! とても気に入っています。日本ではAKB48オタクでしょうね(笑)」。

シーズン3ではマックスも重大な目に遭うそうで、ストーリーや人間関係も劇的に変化しそうだが、同作の目玉であるパワーアップしたアクションにまずは注目してほしいという。「毎回カーチェイスがありますが、今回を含めればオアフ島を一周しているくらい走っていますよね。F1でもおかしくない(笑)。それに予算は減ったけれど、アクションは増えている。ロケの日数が増えていて、大掛かりになっていますよ。特にアクションがウリの番組なので、マンネリ化を避けなくちゃいけないからね!」。もちろん、初めて同作を観る人も十分に楽しめることも補足。マックス役、マシ・オカ大熱弁のシーズン3に期待しよう!

「HAWAII FIVE-0」シーズン3
AXNで放送中

取材・文:鴇田 崇

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