搭乗前にドロイドが体をスキャンニングするという設定  
(C)Disney (C)2012 Lucasfilm Ltd. & TM All rights reserved.

大幅刷新!「アドベンチャーズ・コンティニュー」のストーリーをチェック

スターツアーズ社のツアーに参加し、宇宙旅行へ出発するが、トラブルに巻き込まれ……という話の大枠は、リニューアル前と変わりません。が、ストーリーは大きく変わっています。

初代『スター・ツアーズ』の舞台は、ダース・ベイダーとの決着がついたエピソード6(現在公開されている中で、いちばん未来を描いている作品)の後でした。帝国軍はほぼ壊滅し、残党と新共和国軍がわずかに戦いを繰り広げている状況です。

一方、リニューアルされた『スターツアーズ:ザ・アドベンチャーズ・コンティニュー』は、帝国軍が隆盛を極めているエピソード4?6のあいだが舞台となります。戦闘シーンでは、帝国軍の圧倒的な物量が目に焼き付きます。初代『スター・ツアーズ』より過去になりますが、その分、主要キャラが大活躍します。

スター・ツアーズ社の宇宙旅行に参加した私たちは、偶然に宇宙船のパイロットとなってしまったC-3POと、その相棒R2-D2と共に宇宙へと出発します。が、出発早々、帝国軍に行く手を阻まれます。宇宙船には、反乱軍のスパイが紛れ込んでいました。実は、反乱軍のリーダーが、私たちが乗っている宇宙船で、スパイを目的地に送り届けようとしていたのでした。

帝国軍の制止を振り切ると、宇宙船は映画「スター・ウォーズ」でおなじみの惑星へと到着。さまざまなスリルと興奮を味わえる、予測不可能な宇宙旅行となります。
 

 

フライトグラス(3Dメガネ)を掛けて体験する。効果は絶大で、別次元のアトラクションに  
(C)Disney (C)2012 Lucasfilm Ltd. & TM All rights reserved.

帰ってきた『スター・ツアーズ』は、どこが違う?【ネタバレあり】

1. 最新3Dで臨場感が倍増
『スター・ツアーズ』のウリと言えば、まるで宇宙旅行をしているかのような迫力ある体験です。画面の動きにあわせて乗り物が上下左右に動く、フライトシミュレータの仕組みを利用しているので、実際に飛行しているかのようなスリルを味わえます。

加えて今回のリニューアルでは、映像が3D化されました。3Dメガネを掛けて搭乗します。しかも、初代「スター・ツアーズ」の1990年代に比較すれば、CG技術も大幅に進歩しているので、映像は感動的なほどに高精細になってもいます。

実際に体験しましたが、3D化の効果は衝撃的なほど。フライトシュミレータ+最新3D映像の組み合わせは、今までのアトラクションの概念を吹き飛ばしてしまいます。周囲では、体験終了後に、拍手をしている方もいたくらいです!


2. シナリオが50通り以上!
『スター・ツアーズ:アドベンチャーズ・コンティニュー』では、シーンごとに用意されたシナリオが、ランダムに選択されるようになりました。その種類は、なんと50通り以上にもなります。

私は今回、2回乗りましたが、スタートからまったく違うストーリーでした。1回目は原作でおなじみのミレニアム・ファルコン号と一緒に、帝国軍の宇宙船団を突破する場面から始まりました。2回目はダース・ベイダーの強力なフォースから脱出する場面から始まりました。

登場人物もすべて違いました。1回目にはヨーダが登場し、2回目にはダース・ベイダーとプリンセス・レイアが登場しました。たどり着く惑星も、1回目はタトゥイーンとナブーであり、2回目はコルサントでした。

フライトシュミレータ+最新3D映像で、迫力ある体験ができるだけでなく、いつも新鮮な気持ちで臨めるというわけですよね。50通り以上あれば、連続して同じストーリーに当たる可能性はほとんどありません。

「ディズニー特集 -ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます