『ライジング・ドラゴン』(C)2012 Jackie & JJ International Limited, Huayi Brothers Media Corporation and Emperor

「ぴあ」調査による4月12日、13日に公開された映画・満足度ランキングは、ジャッキー・チェンが監督、製作、脚本、主演を務めた『ライジング・ドラゴン』がトップに輝いた。2位に松田龍平、宮崎あおい、オダギリジョーらが出演した『舟を編む』が、3位に人気漫画を実写化した『HK 変態仮面』が入った。

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1位の『ライジング・ドラゴン』は、本国でジャッキー史上歴代No.1のメガヒットを記録したアクション超大作。ジャッキーが“最後のアクション作”と宣言したことで注目を集めている。出口調査では「アクション映画と共に成長した世代なので、体を張ったアクションの良さをかみ締めながら観ていた」「ジャッキーの気合いを感じた。過去の作品を彷彿とさせるシーンがあって懐かしかった」「ジャッキーの変わらない身体のキレや、走り回る冒頭シーンは鳥肌が立つくらいドキドキした」「ジャッキーの映画は“面白いしカッコイイ!”のひと言に尽きる」「コミカルさと感動の要素を上手く取り入れていて、戦うだけじゃないジャッキーの魅力が満載」など、映画ファンを中心に熱いコメントが寄せられた。

2位の『舟を編む』は、新しい辞書“舟”を編集する“編む”人たちの姿を描いたヒューマンドラマ。原作は三浦しをんの同名小説。観客からは「キャストが役に合っていた。笑える部分もあって、辞書作りの工程は面白かった」「登場人物のストーリーを追いながら、何気なく使っている“言葉”と向き合うことができた」「松田龍平演じる馬締光也の人柄が好き。主人公たちの仕事に対する姿勢を観て、自分も頑張ろうと思った」「加藤剛がよかった。最後は感動で涙がこぼれた」など、20代から80代までの幅広い世代から支持された。

(本ランキングは、4月12日(金)、13日(土)に公開された新作映画10本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)