新作『オブリビオン』PRのため世界をまわっているトム・クルーズ

トム・クルーズが、完成したばかりの主演作『オブリビオン』を引っ提げてプロモーション・ツアーを行っている。単に映画をPRするだけでなく、各国のファンと交流を深め、その国の文化を知ろうと活動するクルーズの最新写真が公開された。

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クルーズはファンを大切にすることで知られているが、本作でもワールドプレミアでも集まったファンと握手をし、会話をし、一緒に記念撮影する時間をしっかりと設けた。さらにブラジルでは、リオ・デ・ジャネイロにある世界最大規模のサッカー専用スタジアム“エスタジオ・ド・マラカナン”を訪問し、ブラジル出身の元サッカー選手ジーコと対面。アイルランドではダブリンにある“ギネス・ストアハウス”を訪れて、おいしいビールの注ぎ方のレクチャーを受け、台湾では小籠包の有名店・鼎泰豐(ディンタイフォン)で小籠包作りに挑戦し、集まった報道陣やファンから歓声を受けた。

いずれの国でも新作『オブリビオン』が披露され、観客から好評を集めており、クルーズも「他の映画と違ってユニークで、昔の西部劇のようなんだ。昔、ジョン・フォードの作品が誰も体験したことのない世界へ多くの人を魅了させただろ? これはそんな感覚なんだよ。僕が言えることは、これは本当に観客に楽しんでもらえる映画だってこと。この映画はアドベンチャーもあり、ロマンスもストーリー含めて、本当に楽しい作品だよ」と作品の出来に自信を見せている。ちなみにクルーズは、『アウトロー』『ミッション:インポッシブル ゴースト・プロトコル』『ナイト&デイ』とここ数年、主演作公開の際には必ず来日して日本のファンと交流の時間を設けており、『オブリビオン』公開タイミングで彼が来日するのか、朗報を待ちたい。

本作は、エイリアンの攻撃を受けた人類が地球を放棄して他の惑星で暮らしている2077年を舞台に、なぜか地球に残って遥か上空から地球を監視し続けている男ジャック(トム・クルーズ)が、墜落した宇宙船で眠っていた美女ジュリア(オルガ・キュリレンコ)を発見したことから、自身と地球の運命を揺るがす壮大な謎に巻き込まれていく様を描く超大作。

『オブリビオン』
5月31日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー