『オブリビオン』のトム・クルーズ(C)2013 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.

神林長平氏のSF小説「戦闘妖精・雪風」が、ワーナー・ブラザースで映画化される。主演はトム・クルーズ。成功すれば続編も作られそうだ。

「戦闘妖精・雪風」は、1979年から1983年にかけて『SFマガジン』に掲載された連作短編小説。1984年に文庫にまとめられ、後に第二部、第三部も発表されている。

物語は、謎の異星体ジャムが地球を襲ってくるも、人類は選び抜かれたエリートたちによって攻め入り、それを食い止める。だが、闘いが長引くにつれ、犯罪者や精神患者の中から才能のある者を選び、訓練をしておくり込むようになるが…というもの。

クルーズの最新作は、やはりSF映画の『オブリビオン』。北米公開は今週末だが、先駆けて公開された世界各国ではすでにヒットしている。来年3月北米公開予定の『All You Need Is Kill』もSFアクション映画。ほかに、別のSF映画『Our Name Is Adam』への主演も検討しているようだ。

文:猿渡由紀