ディズニー映画とティム・バートン作品の“意外な”共通点とは?

2013.4.18 10:40配信
ブルーレイ&DVD『フランケンウィニー』と、エグゼクティブ・プロデューサーのドン・ハーン(C)2013 Disney

ティム・バートン監督の3Dアニメーション『フランケンウィニー』のブルーレイ&DVDが発売になった。本作はバートン監督お得意のダークなテイストが楽しめる作品だが、映画界の名門ディズニーが手がけた作品でもある。そこで数々の傑作ディズニー・アニメを手がけ、本作では製作総指揮を務めたドン・ハーンに電話で話を聞いた。

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本作は、バートン監督が1984年に制作した短編作品『フランケン・ウィニー』を基にした白黒3Dアニメーションで、科学の大好きなヴィクター少年が、事故に遭った相棒の犬スパーキーを、授業で習った“電気の実験”を応用して甦らせることから始まる大騒動を描いている。

ハーンは、『美女と野獣』や『ライオンキング』をプロデュースし、ディズニーの第二次黄金期を支えている人物だ。彼は本作について「設定は少し奇妙かもしれないし、ダークな面もあるかもしれないけど、ティムの映画をよく観れば、その根底に温かくて大きなハートが隠れているのがわかると思う。だから本作をディズニー映画として公開することに何の心配もなかった」と振り返る。「それに歴代のディズニー映画と彼の映画に共通する部分は多いんだ。この映画では少年と犬のピュアな愛のドラマを描いているし、ティムの映画では日常に潜む“ドラマ”が主人公に突然降りかかって、予想外の展開が次々に起こるだろ? これは“おとぎ話”の構成だと思うんだ。毎日コキ使われていたシンデレラの前に突然、魔法使いがやってきたようにね」。

確かに本作は、少し不思議なキャラクターも登場するが、観ていると心が温かくなるドラマがたくさん描かれている。「思い返せば『ライオンキング』もライオンの赤ちゃんを主人公にした一種のミステリー劇で、エルトン・ジョンが音楽をやるということで当時は、とんでもないコンセプトだって思ったけど、作ってみたら観客から愛された。この映画もまだ誰も観たことのないアートの一面を創り上げることができたし、僕はこの映画を“ファミリー映画”だと思っているよ」

ちなみに、繰り返し楽しむことのできるブルーレイやDVDではバートン監督の“こだわり”も堪能できるようだ。「まずはセットを繰り返し観てほしいね。細部までしっかり描かれていて、様々な要素が凝縮されているからね。それから、動物霊園のシーンもよく観てほしい。墓石にユニークな動物の名前が描かれているけど、これはティムやスタッフが実際に飼っていて、残念ながらこの世を去ってしまったペットたちの名前なんだ。ぜひチェックしてほしいね」。さらに2枚組のブルーレイには、劇中にも少しだけ登場する短編『キャプテン・スパーキー 対 空飛ぶ円盤』や、実写オリジナル版の『フランケン・ウィニー』も収録されている。

『フランケンウィニー』
ブルーレイ(2枚組/デジタルコピーつき) 3990円
3D スーパーセット(3枚組/デジタルコピーつき) 6090円
DVD+ブルーレイセット 3990円
発売中(価格はすべて税込)
発売元:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

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