既存のCDプレーヤーで再生できる高音質CDのUHQCDでリリースする、レーベル第1弾の『エトレーヌ』

オーディオ評論家が立ち上げた高音質音源専門レーベル「Ultra Art Record(ウルトラアートレコード)」は、第一弾として、情家みえさんのジャズヴォーカル・アルバム『エトレーヌ』のUHQCD(高音質CD)版を2018年1月17日に発売する。

「ウルトラアートレコード」は、30年以上にわたり数々のオーディオ機器を評価してきたオーディオ評論家の潮晴男さんが代表、麻倉怜士さんが副代表を務め、2人がこれまで培った経験や知識、ノウハウを駆使して最上クオリティの音源制作を行い「完全なるピュア音質」を追求したレコ―ドレーベル。

レーベル共通の録音・制作方針として、手直し編集なしの「ワンテイク録音」を行い、生成りの素直な音を得るためコンプレッションなどに頼らないピュアなハイレゾ録音とする。また、ハイレゾ配信からCD、アナログレコードまで多彩なメディアで展開し、CD媒体には業界最高レベルのUHQCDを採用。アナログレコードは、76cm/秒のテープレコーダーによるアナログマルチトラック収録音源で制作する。

高音質CDのUHQCDは、紫外線硬化樹脂を採用した新開発製法によって従来の高音質ディスクよりさらに原盤に忠実な音を再現できるのが特徴。CD規格に準拠しており、既存のCDプレーヤーで再生できる。

『エトレーヌ』は前半と後半でテイストを変え、情家みえさんの「静」と「動」の2面性の魅力を描き出している。UHQCD版は、12月12日からAmazon.co.jpなどのオンラインショップ、CDショップなどで先行予約を受けつけている。税別価格は2778円。

準備が整い次第、ハイレゾ配信(リニアPCM192kHz/24bit、DSD11.2MHz)、BDオーディオ(リニアPCM192kHz/24bit)、アナログレコードなどを発売予定。各フォーマットでの価格は未定で、順次決定する。

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