『ウルヴァリン:SAMURAI』(C)2013 Twentieth Century Fox Film Corporation All Rights Reserved.

『Xメン』シリーズの人気キャラクター“ウルヴァリン”が日本を舞台に新たな戦いを繰り広げる『ウルヴァリン:SAMURAI』の最新予告編映像が公開された。これまで強敵を次々と切り裂いてきたウルヴァリンが初めて“死”に直面する物語を描いた作品だけあり、緊迫感あふれる内容になっている。

『ウルヴァリン:SAMURAI』予告編

このほど公開された映像は、鋼のような身体と鋭い爪をもつ“ウルヴァリン”ことローガン(ジャックマン)が、かつて命を救った旧友を訪ねて日本を訪れる場面から始まる。しかし、彼はなぜか異国の地で命を狙われ、驚異的な治癒能力を有していたはずが、撃たれた傷はすぐに回復しない。負傷した身体を引きずるようにして敵をなぎ倒すウルヴァリンは日本でこれまでにない戦いを繰り広げ、過酷な運命に立ち向かう。

日本で大規模なロケ撮影が行われた本作。予告編にも東京の増上寺でのド派手な立ち回りや、時速300キロで走る新幹線の屋根の上でのバトルシーン、そして白銀の世界で繰り広げられる殺陣シーンなど、日本での映像が次々に登場。一瞬だが、真田広之、福島リラ、TAOら日本人キャストも登場する。

ジャックマンは新作について「彼(ローガン)は自分の心の中でいつも戦っている。みんなに愛されるのは、そこだと思う。この映画では、そんな彼の不死身であることの束縛について検証するんだ。映画の初めで彼は、自分が生きている理由を見つけることができない。そんな本質的な葛藤が描かれている。非常に重要なテーマのひとつでもあると思う」とコメント。新作は日本を舞台にした壮絶なバトルだけでなく、ローガンの心の闘いも描く“深い”作品になりそうだ。

『ウルヴァリン:SAMURAI』
9月13日(金)TOHOシネマズ日劇他全国ロードショー