XL2720T

ベンキュージャパンは、「FPSモード」や「Black eQualizer」など、ゲームのための機能を備えたFPS(一人称視点のシューティングゲーム)向けの27インチゲーミング液晶ディスプレイ「XL2720T」を、4月27日に発売する。価格はオープンで、実勢価格は5万9800円前後の見込み。

LEDバックライト採用の27インチワイド液晶ディスプレイ(解像度1920×1080)。ネイティブコントラスト比は1000:1で、従来のディスプレイと比較して暗いシーンにより強く、画像の細部を潰すことなく映し出す。

液晶パネルは、垂直リフレッシュレート120Hzに対応し、超高速の動画やゲームの動きでも残像を大幅に削減。リアリティのあるスムーズな画面描写を体感できる。

明るいエリアでの露出を上げすぎることなく、暗いシーンの照度を上げる「Black eQualizer」カラーエンジン技術で、暗い場面での視認性を高めることで重要なディテールが見え、隠れている敵や障害物をすばやく見分けることができる。

17型(4:3)/19型(4:3)/19型ワイド(16:10)/21.5型ワイド(16:9)/22型ワイド(16:10)/23型ワイド(16:9)/23.6型ワイド(16:9)/24型ワイド(16:9)/27型ワイド(16:9)の異なる8種類の画面サイズに変更できるディスプレイモード機能を搭載する。

明るさやコントラスト、シャープネス、色合いをFPSゲームのために調整した「FPSモード」は、「Counter-Strike 1.6」用と「Counter-Strike Source」用の2種類を用意する。

このほか、マウスの動きとディスプレイ表示との入力処理のラグを縮小し、応答性を向上する「インスタントモード」を搭載。独自の高速応答テクノロジー「AMA(Advanced Motion Accelerator)」によって、中間階調域で1ms(黒白黒:5ms)の応答速度を実現している。また、「NVIDIA 3D Vision2」対応で、新しい「NVIDIA 3D LightBoost」技術によって、3Dゲームなどをより明るくクリアに表示。臨場感溢れる3D映像を楽しめる。

OSD(設定画面表示)専用コントローラ「S.Switch」で、OSDの設定や保存に対応。スタンド部分と融合するデザインで、モード設定を最大3種類保存して簡単に切り替えることができる。ベゼル上部のライトセンサでのOSD入力にも対応し、ベゼルと一体化しているので、簡単に操作できる。

画像入力は、HDMI 1.4a×2、ミニD-sub15ピン×1、DVI-D-DL×1、DisplayPort×1を搭載。スタンドはボタンを押さずに140mmの高さ調整ができ、左右45°のスウィーベル機能や、本体を90°回転できるピボット機能を備える。サイズは幅642×高さ548×奥行き273mmで、重さは約10.2kg。