スキマスイッチ、全都道府県を巡るツアーの模様をレポート

2013.4.25 11:50配信
スキマスイッチ photo by 岩佐篤樹 スキマスイッチ photo by 岩佐篤樹

渋谷公会堂にて、スキマスイッチの“DOUBLES ALL JAPAN”ツアー東京公演が行われた。このツアーは昨年10月からスタートし、全都道府県51公演に及ぶグループ史上最長のもので、この公演が行われた3月27日はちょうど50本目。まさに脂の乗り切った、完成度の高いライヴとなった。

“DOUBLES”とは、ピアノ、ギター、キーボード、ドラム、サンプラー、パーカッション類など、すべて2人だけで演奏する形式のことで、ステージ上には様々な楽器がずらりと並ぶ。その場でリズムを打ち込みながらグルーヴを作り上げていく『アイスクリーム シンドローム』を皮切りに、大橋卓弥が叩く生ドラムを即座にサンプリングしてエレキギターと組み合わせる『ガラナ』、大橋と常田真太郎が2台のピアノを演奏する『藍』など、アレンジのアイディアは実に豊富だ。心地よい緊張感と親しみやすさが交錯する独特の雰囲気が、“DOUBLES”スタイルの特長である。

中盤で披露された新曲『トラベラーズ・ハイ』は、このツアーのテーマソングとして書き下ろされたもの。ちょっとした趣向がこらされており、会場はなごやかな一体感に包まれる。一体感といえば『晴ときどき曇』での観客全員のコーラスも素晴らしい。MCで大橋が語った「みなさんが僕らのうちに遊びに来たという設定で」という、このツアーのコンセプトを象徴するような感動的なシーンだった。

3時間15分に及ぶ長丁場だったが、退屈な時間は一瞬もなかった。2人の音楽家としてのスキルの高さと、あたたかい人間性を存分に示した“DOUBLES ALL JAPAN”ツアーは、今後の彼らにとって大きな財産になるだろう。終わったばかりなのに、もう次のライヴが楽しみで仕方がない。

本公演のライブレポートは、チケットぴあにて公開中。また、7月27日(土)に横浜赤レンガパーク 野外特設ステージで行われる今年のAugusta Campは、スキマスイッチのプロデュースによる「Sukimaswitch in Augusta Camp 2013 〜Sukimaswitch 10th Anniversary〜」として開催される。チケットぴあでは、4月30日(火)午前11時まで先行抽選プレリザーブを実施中。

Text by 宮本英夫

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