タツノコプロ55周年を記念して550台限定で販売する「FES Watch U」別注品

ソニーの新規事業創出プログラム「Seed Acceleration Program」から生まれた社内ベンチャー「Fashion Entertainments」は12月13日、電子ペーパーを搭載し、柄が変わるディスプレイウォッチ「FES Watch U(フェスウォッチ ユー)」の新たなコラボレーションを発表した。 「TOKYO MONOCHROME(トーキョーモノクローム)」として、毎月、コラボレーションクリエイターが手がけた「FES Watch U」のカスタマイズデザインを発表。ラストとなる12月度シークレットコラボクリエイターは、ミュージシャンのTOWA TEI氏、現代美術家の加賀美健氏。今回の2名の参画によって、参加クリエイターは全10名となる。

他の参加クリエイターは、アートディレクターの井上嗣也氏、ファッションブランド「ANREALAGE(アンリアレイジ)」デザイナーの森永邦彦氏、書道家の万美氏、イラストレーターの長場雄氏、アーティストのエドツワキ氏、ファッションブランド「JULIUS」デザイナーの堀川達郎氏、ファッションブランド「FULL BK」デザイナーのDJ DARUMA氏、アーティストのKAMI氏。

コラボデザインは、スマートフォン向け専用アプリ「FES Closet」から無料でダウンロードできる。また、参加クリエイターとの柄のコラボレーション、スペシャルインタビューなどを掲載した小冊子を、「FES Watch U」取扱店舗で配布している。

このほか、専用アプリ「FES Closet」ではファッションやデザインを軸に活動する国内外のクリエイターによるオリジナルデザインを配信しており、12月度のオリジナルデザインとして、Bob Foundationによるデザイン3種を追加した。

企業・アーティストとコラボした別注品も展開 第一弾はタツノコプロ

さらに、さまざまな企業やアーティストとのコラボレーションによる「FES Watch U」別注品の第一弾として、タツノコプロの「科学忍者隊 ガッチャマン」「タイムボカンシリーズ ヤッターマン」といった人気作品のキャラクターなどをモチーフにしたオリジナル柄5つをプリインストールした別注品を、12月23日に計550台の数量限定で発売する。

柄は、「FES Watch U」のフェイスとバンド部に表示され、側面ボタンを押すとキャラクターが変身する(ガッチャマン)、毎分キャラクターが切り替わる(ヤッターマン)、1時間でマッハ号がベルト上を一周する(マッハGoGoGo)など、タツノコプロの作品性と「FES Watch U」ならではの時間表現の融合を楽しめる。

充電クレードル貼り付け型のシリアルナンバープレート、全14ページの原画入りストーリーノートが付属し、コラボモデル限定のオリジナルパッケージで届ける。なお、「タツノコプロ55周年記念ウォッチ」をはじめとする、タツノコプロコラボモデルの5つのオリジナル柄は専用アプリ「FES Closet」では配信しない。

予約受付期間は12月11日~12月23日。税別価格は、300台限定でプレミアムブラックの「FES-WA1-C01/B」が8万3000円、150台限定でシルバーの「FES-WA1-C01/S」が6万9000円、100台限定でホワイトの「FES-WA1-C01/W」が6万9000円。