左から、水田航生、ユン・コンジュ、キム・ドヒョン、石田ニコル
韓国のオリジナル・ミュージカル『カフェ・イン～愛は偽り？！～』が4月25日(木)に開幕する。本公演がこけら落としとなる東京・アミューズ・ミュージカルシアターでの上演。開幕直前の同劇場では、キャストのユン・コンジュ、キム・ドヒョンが、若手俳優の水田航生、人気モデルでミュージカルへの出演歴もある石田ニコルをゲストに迎えて会見を行った。
作品は、韓国ザ・ミュージックアワード2冠に輝く演出家ソン・ジェジュンとNYで活動する作曲家キム・ヘヨンのコンビが手がけたもので、2008年初演以来、韓国で再演を重ねてきたヒット・ミュージカル。カフェ“Love is”を舞台に、恋愛に臆病なバリスタとロマンティストのソムリエの恋の行方を、ふたりのキャストだけで描いていく。
ユン・コンジュは「ふたりだけで劇場の大きな空間をうめていくのは大変だが、ふたりの呼吸がぴったり合うと、ほかのどんな作品よりも喜びや感動が大きくなります」とアピール。水田から「日本で上演するにあたって特別な思いはありますか」と質問されると、「日本という母国と違う国で演じるわけですが、どなたでも共感できるかわいらしい作品です。この作品で皆様の前に立てるのをうれしく思います」と笑顔で応じた。
一方のキム・ドヒョンは「2006年に一度、日本での舞台を経験しているが、その時と違って今回はコメディ。言葉の問題がより大きいのでは、と感じていてたが、日本の方々、スタッフのみなさんの反応もよくて、大変うれしく思っている」と手応えを語る。
ミュージカル『RENT』で初舞台を踏んだ石田からは「私が舞台出演した時は、始まる前にキャスト全員でハグしてから舞台に上がったのですが、おふたりは何かされますか」との質問が。ふたりは少し照れながら「ファイト！ と言ってから始めます」と小さな声で答えていた。
公演は5月19日(日)まで。チケット発売中。
