家族連れの場合、こんな大混雑の状況で無理をするのは厳しい  (C)Disney

攻略法3 家族連れが知っておきたい3つのノウハウ

●ガイドツアーが使えればベスト
最後に、小さな子供や、祖父母と一緒など、家族連れに嬉しい情報を紹介しておきます。家族連れの場合、どうしても機動力が鈍りますし、無理もできません。そこでおすすめしたいのが、ガイドツアーです。

キャストがパーク内を案内してくれるガイドツアーは、ファストパスルートを利用してほとんど並ばずにアトラクションに乗ることができます。また『ハピネス・イズ・ヒア』を専用エリアで体験できる特典までついています。

ただし難点は、ディズニーホテル宿泊者以外は事前予約ができず、混雑時は開園とほぼ同時に定員がいっぱいになってしまう点です。日付にもよりますが、攻略法1で紹介したとおり、2時間前には入園列に並び、開園と同時に入園できるくらいでないと、厳しいかもしれません。家族連れの場合は、先発隊として誰かに早朝から並んでもらえるといいですね。

 

午前中なら人混みを気にせずショッピングを満喫できる  (C)Disney

●荷物はコインロッカーへ
東京ディズニーリゾートには、エントランス付近にコインロッカーが豊富にあります。荷物が多いと移動の負担が重くなるので、コインロッカーをうまく活用したいところです。気温が思ったより暖かくて不要になった上着や、念のため持ってきた子どもの着替えなど、どんどん預けてしまいましょう。

また、アトラクション狙いにしろ、パレード狙いにしろ、午前中が空き時間になるケースが多いです。そこでおすすめなのが、午前中にお土産を買ってしまい、荷物をコインロッカーに預ける作戦です。夕方以降は大混雑し、店内はすれ違うのも大変という有り様になりますが、午前中なら快適にショッピングを楽しめます。


●子供たちが疲れてしまったらプレイグラウンドでのんびり
小さな子供連れの場合、子供たちが飽きてしまったり、疲れてしまって、もうこれ以上長い待ち列に並ぶのが難しいというケースが出てきます。こんなときは無理をせず、プレイグランドでのんびりするのも一つの方法です。

東京ディズニーランドはトゥーンタウンの『トゥーンパーク』、東京ディズニシーはマーメイドラグーンの『アリエルのプレイグラウンド』なら、子供たちも自由に遊べて、ストレス解消できるはずです。

 

 

東京ディズニーシーの『イースター・イン・ニューヨーク』。ライトアップが華やかな夜公演に注目  (C)Disney

混雑時は「割り切り」がいい結果を生む!

経験上、あれもこれも楽しみたいと思っていると、期待に反してあまり楽しめなかった……というストレスを抱えやすくなります。遠方在住で、年に何度も遊びに行けない方は、期待も大きくなってしまうと思います。が、ここはグッとおさえて、絶対に譲れないアトラクションや、ショー&パレードを2つ3つ決めておいてください。

この2つ3つだけは、綿密に計画を立てて、何としても楽しみましょう。アトラクションであればファストパスの活用、パレードであれば時間に余裕を持って場所を確保するのが一つのポイントになります。

絶対に譲れないアトラクションや、ショー&パレードを楽しんだ後は、心に余裕が生まれると思います。状況によっては、期待以上にショー&パレードを楽しめてしまうかもしれませんよ。

なお、30周年“ザ・ハピネス・イヤー”の見どころについては、『東京ディズニーリゾート30周年記念“ザ・ハピネス・イヤー”見どころ完全ガイド [ http://ure.pia.co.jp/articles/-/13545 ]をチェックしてください。
GWの混雑に負けず、今年だけのアニバーサリーを、ぜひ楽しんできてください!

「ディズニー特集 -ウレぴあ総研」更新情報が受け取れます