2014年初頭に発売が予定されている最新作「戦国BASARA4」に向けて、「宝塚歌劇花組公演 ミュージカル・ロマン「戦国BASARA」-真田幸村編-」や「戦国BASARAマガジン」などさまざまなメディア展開が盛り上がりを見せている「戦国BASARA」シリーズ。

そんな中、2009年よりスタートした舞台「戦国BASARA」の新作公演が、4月26日~28日の福岡を皮切りに名古屋・東京・大阪の4大都市でスタートする。舞台シリーズの第6弾となる今作は原作の「戦国BASARA3宴」を舞台化したものとなり、新キャラクターとして松永久秀が登場。これまで以上にスケールアップしたド派手なアクションを繰り広げてくれるに違いない。

そして、この新作公演を最後に、二人の俳優が舞台「戦国BASARA」を卒業する。伊達政宗役の久保田悠来真田幸村役の細貝圭だ。久保田は2009年の初演から、細貝は再演となる2010年の「蒼紅共闘」からそれぞれ出演している舞台の中心的存在。今回の卒業がファンに与えるインパクトはかなりのものだろう。

二人にとって舞台「戦国BASARA」とは何だったのか、また3年以上演じ続けてきた役をなぜ今卒業するのか。本公演の舞台稽古を取材する機会を得て、二人に話を聞くことができた。

まずは舞台稽古の模様を写真と共にレポートしていこう。
 

 
 

舞台「戦国BASARA3宴」は同名の原作タイトルをベースにした舞台だ。おなじみの面々たちに加え、乱世の梟雄として知られる松永久秀(松田賢二)が初登場する。松永は欲しいものを手に入れるためには手段を問わないというかなりクセの強いキャラクターだ。派手なアクションが売りだったこれまでとは一味違う、ドラマ性の強い舞台が期待できそうだ。