ジェームズ・フランコの次の監督作品が決まった。ベストセラー小説の映画化で、フランコは主演も兼任する。

映画俳優、大学講師、詩人などさまざまな顔をもつフランコは、最近、監督業にも進出。彼が監督した『As I Lay Dying』は来月のカンヌ映画祭で上映されるが、すでに次の監督プロジェクトも決まった。アンドレ・デュバスが書いたベストセラー小説「The Garden of Last Days」の映画化で、プロデューサーにはジェラルド・バトラーも名を連ねる。

物語は3つのストーリーが絡まりながら進むスリラー。小説の舞台は9・11が起こった頃だが、映画の舞台設定は現代になるという。撮影は7月8日にニューヨークでスタート。その前に、フランコはケイト・ハドソン共演の『Good People』に出演することになっており、この春から夏にかけてのスケジュールはびっしりだ。今年公開予定のフランコの出演作には、コメディ映画『This Is the End』、リンダ・ラブレースの伝記映画『Lovelace』などがある。

文:猿渡由紀