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「ぴあ」調査による4月26日、27日に公開された映画・満足度ランキングは、天才発明家トニー・スターク=アイアンマンの戦いを描いたシリーズ最新作『アイアンマン3』がトップに輝いた。2位に有川浩の同名小説を岡田准一、榮倉奈々の出演で映画化した『図書館戦争』が、3位に世界遺産の街、スペインのサンティアゴ・デ・コンポステラを舞台にした群像劇『朝食、昼食、そして夕食』が入った。

上位作品の画像

1位の『アイアンマン3』は、テロリスト“マンダリン”の攻撃を受け、すべてを失ったスタークの戦いを描く第3弾。劇場には、20代から70代までの幅広い世代が足を運び、観客からは「ストーリー、キャスト、アクション、どれも素晴らしかった」「手に汗握る展開と、散りばめられた笑い、そして涙…大満足です」「前作を観ていないが、スケールが壮大で興奮した」「自分がヒーローになったような気持ちが味わえる!」「これまでと比べて違うところは“迫力”。3Dで観るともの凄かった」「負けない勇気を持つ大切さを教えられた。『3』が一番よかった」などの声が寄せられた。なお本作は、『アイアンマン』87.7点、『アイアンマン2』84.8点を上回る満足度91.1点を記録した。

2位の『図書館戦争』は、国家によるメディア検閲が正当化された近未来を舞台に、読書の自由を守る自衛組織“図書隊”と国家権力の戦いを描いたヒューマンドラマ。出口調査では、「スケール、キャスティング、ストーリー展開、原作小説のファンとしても非常に満足できる出来」「架空の話ではあるが、いつ起こってもおかしくない設定で、社会への警鐘のよう」「原作に忠実で、戦闘シーンが映像化されることでよりリアルに感じた」「感動して泣いてしまった。続編を作ってほしい!」「言論の自由がテーマになっていて、言葉が突き刺さってくる。自分に問いかけられているようだった」など、20代を中心に好評だった。

(本ランキングは、4月26日(金)、27日(土)に公開された新作映画12本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)