記者会見に登壇した松崎康弘FリーグCOO(写真前列左から4人目)をはじめ、各クラブ監督たち 記者会見に登壇した松崎康弘FリーグCOO(写真前列左から4人目)をはじめ、各クラブ監督たち

4月26日、『Fリーグ 2013/2014 powerd by ウイダーinゼリー』の試合日程発表記者会見が行われた。今季で7年目のシーズンを迎えるFリーグは前期・後期の2期制を導入し、全10クラブによる4回戦総当り(全36節180試合)を実施。優勝クラブは、前期・後期終了後、ポイント上位4クラブによるプレーオフで決定する。前期・後期王者による優勝決定戦ではなく、プレーオフというのがミソ。このプレーオフ導入は名古屋オーシャンズの存在が大きく影響している。名古屋はここまでFリーグ6連覇を達成している。昨季は『全日本フットサル選手権』『オーシャンズアリーナカップ』との3冠を達成。しかも、シーズン無敗の偉業を成し遂げたのだ。そう、前後期王者同士の対決だと、両ステージとも名古屋が制し、チャンピオンシップが開催されない可能性が高いのだ。

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もちろん、9チームは名古屋の完全制覇阻止に燃える。2年連続Fリーグ2位のシュライカー大阪・ドゥダ監督、デウソン神戸・小川亮監督、バルドラール浦安・岡山孝介監督らは「今年こそ優勝したい」と異口同音に抱負を語った。挑戦を受けて立つ名古屋のビクトル アコスタ監督は「まず、このリーグにいられることに感謝する。リーグの発展、チームの向上、選手の向上を目指して、全力で進みたい。選手やチームの向上が、リーグの向上にも繋がると思うので、チーム一丸となって戦っていきたい」とコメント。

FリーグU23選抜が結成されるのも今季の新たな試みである。出場機会に恵まれない若手選手の競技力底上げを図るため、U23選抜が『Fリーグ2013準会員リーグ』に参戦する。監督は昨季まで名古屋でプレーした木暮賢一郎が就任。木暮監督は「アグレッシブで、素晴らしいフットサルを展開して、ミゲル日本代表監督としっかりとコミュニケーションを取り、2016年、2020年『ワールドカップ』の舞台に立てるような選手をひとりでも多く送り出したい」と意気込みを語った。

昨季、Fリーグは観客動員25万人を突破し、日本代表も『フットサルW杯』で初のベスト16進出を果たした。カズ効果で認知度もアップした。追い風を受けた7年目の『Fリーグ 2013/2014 powerd by ウイダーinゼリー』は、6月15日(土)・代々木第一体育館で全10クラブが勢揃いするセントラル開催で開幕。チケットは5月5日(日)一般発売。