年末から3月にかけては引越しシーズンです。どこに引越ししようかと考える際、最初に頭をよぎるのが「住んでみたい街」というもの。

関東では吉祥寺や恵比寿、中目黒や横浜が「住んでみたい街ランキング」の上位にあがりますが、「住んでみたい街」が必ずしも「住みやすい街」とは限りません。

住みやすいからこそ、住んでみたい街としてあがっている可能性はありますが、両者はイコールではない可能性もあるのです。

では「住みやすい街はどこですか?」と聞かれたらどこの街が浮かぶでしょうか。

恐らくほとんどの人が、過去に住んだことのある街を思い浮かべるでしょうが、住んだことのある街より住んだことがない街の方が多く、みんながどの街が住みやすいと思っているのかは気になるところです。

今回は、住宅や不動産の専門家が選んだ1都3県「本当に住みやすい街大賞2017」を元に、住みやすい街ランキングをお伝えします。

子育て世代にとって住みよいポイントもいっぱい! 魅力的な街に心惹かれるはずです。

「住んでみたい街」と「住みやすい街」は違う!

「住んでみたい街」と言えば、交通の便が良く、駅前の商業施設が充実した綺麗な街並みが選ばれる傾向にありますが、そのような街は本当に住みやすい街でしょうか。

住みやすいか住みやすくないかは、家庭の状況によって違いますが、いくら交通の便が良くても駅前が綺麗でも、物価が高く教育環境が良くなければ、子育て世帯にとってそれは住みやすい街とは言えません。

「だったら、本当に住みやすい街ってどこなんだろう~。誰か教えてくれないだろうか……」と、多くの人は思うはずです。

そんな中、ARUHIが住宅ローン利用者から膨大なデータを集め「ARUHI presents 本当に住みやすい街大賞 2017」を発表しました。

このランキングは「住環境・交通利便・教育環境・コストパフォーマンス・発展性」の5つの選考基準に基づき、住宅や不動産の専門家が集まる選定委員会の公平な審査により発表されたものです。

住んでみたいという理想ではなく、「実際に生活する」という視点から選ばれた街はいったいどこでしょうか。

「本当に住みやすい街大賞 2017」選ばれた街は?

では実際に「本当に住みやすい街」として選ばれた街はどこなのでしょうか。ランキング形式でご紹介します。

●第10位:「浮間船渡」 3.70点

●第9位:「小岩」 3.76点

●第8位:「千葉ニュータウン」 3.77点

●第7位:「大泉学園」 3.82点

●第6位:「南千住」 4.02点

第6位まではこの通り。「住んでみたい街ランキング」とはやはり、ランクインしてくる街が変わってきますね。

それではお待ちかねベスト5を紹介します。

●第5位:「戸塚」 4.03点

<選ばれた理由>

・横浜市内でも最大規模の戸塚駅周辺再開発が進んでおり、先進の街として注目を集めている

・多数路線が乗り入れているため、横浜、品川、東京へのビジネスエリアへのアクセスが良い

・駅周辺からのバス路線が充実している

・駅直結型の大型ショッピング施設や総合庁舎があり生活に便利

・都市公園は横浜市で2番目に多く、自然も豊か

・市は子育て支援に取り組んでおり、駅周辺には保育園も多く待機児童も少ない

・駅周辺には学習塾などの教育施設も充実している

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