マカフィーは、5月7日、マルチデバイス用セキュリティ対策製品「マカフィー マルチアクセス」を、富士通の個人・法人向けPCにプリインストールすると発表した。

「マカフィー マルチアクセス」は、PC、Mac、スマートフォン、タブレット端末など、インターネットデバイス合計3台まで対応するセキュリティ対策製品。日本を始め、米国、ヨーロッパ、アジア地域の世界各国で、富士通の個人・法人向けPCに無償トライアル版として搭載。紛失や盗難、ウイルスやスパイウェアからデバイスを保護し、安全なウェブ検索を実現する。無償期間終了後は、年間8980円でサービスを利用できる。

McAfee Labsが発行する最新の脅威レポートによると、データベースに登録されたPCのマルウェアサンプル数は、2012年第4四半期現在で1億1300万件を超えている。モバイルプラットフォームのマルウェア数は対前年度比で44倍と、サイバー犯罪の脅威が高まるなか、マカフィーと富士通はコンピュータとモバイルデバイスを防御する取り組みを進める。マルチデバイス対応セキュリティ製品をPCにプリインストールして提供するのは、マカフィーが世界で初めて。