(3)トゥーンタウンの木箱等に乗って撮影が話題(2月頃~)

2017年の流行語大賞に選ばれた「インスタ映え」。

その言葉が表すように、パーク内には多くのフォトジェニックなスポットが存在します。

ただ、そんな撮影をするために、本来は登ったり、立ったりしてはいけない場所や、危険な場所で撮影する行動が目立ったのも、2017年の特徴。

例えば、東京ディズニーランドのトゥーンタウンの、ダウンタウンにある木箱(本来は開けると音が出て遊べる場所)に乗っての撮影が流行り、多くの批判が巻き起こった事がありました。

併せて2017年4月には、シンデレラ城前の塀に、危険な場所に座らない様にするためか、「突起物」が設置されるなど、パーク側の対応も見え始めた時期でした。

(4)ライドショットのモニターに岩などが飛ぶ演出が追加(1月頃~)

ライドショットがあるアトラクションのひとつ「タワー・オブ・テラー」 ©︎Disney

アトラクション乗車時の様子が撮影され、ゲストが購入できるライドショットの対応アトラクション。

乗り場を降りて、最後にモニターを見て購入を検討できるのですが、2017年1~3月にかけて、同モニターにアニメーション効果が加わりました。

「インディ・ジョーンズ®・アドベンチャー: クリスタル スカルの魔宮」は「岩」が飛び、「タワー・オブ・テラー」は稲妻が落ち、「スプラッシュマウンテン」は水しぶきがかかる……と言う演出が追加されました。

これはモニターの画面をスマホなどで気軽に撮影できるため、写真購入への影響を抑える為の対策であると思われます。

また、SNS等で、自分以外の人の顔写真が簡単に拡散してしまう可能性も高い為、肖像権などに対応する背景もあるのかもしれませんね。

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