44年の活動に終止符。“室内楽の至宝”東京クヮルテット、最後の日本ツアーを開催

2013.5.9 20:3配信
東京クヮルテット (c)Marco Borggreve

今年6月で44年の活動に終止符を打つ世界的な弦楽四重奏団、東京クヮルテットが、最後の日本ツアーを開催する。

「東京クヮルテット 日本ツアー」の公演情報

1969年、桐朋学園大学の卒業生である原田幸一郎(第1ヴァイオリン)、名倉淑子(第2ヴァイオリン)、磯村和英(ヴィオラ)、原田禎夫(チェロ)の4名によってジュリアード音楽院で結成された東京クヮルテット。卓越した技巧と優美な演奏スタイルで観衆を魅了し続け、これまでにグラミー賞にも7回ノミネートされるほか、数々の音楽賞を獲得してきた“室内楽の至宝”だ。

現在は、創設メンバーのひとりでもある磯村和英(ヴィオラ)、池田菊衛(第2ヴァイオリン/1974年~)、クライヴ・グリーンスミス(チェロ/1999年~)、マーティン・ビーヴァー(第1ヴァイオリン/2002年~)で構成。本拠地をニューヨークに置き、欧米を中心に年間100以上のコンサートを行っている。  

そしてこの度、ヴィオラの磯村和英と第2ヴァイオリン池田菊衛という現中心メンバーのふたりが2013年6月をもって退団することを受けて、その活動に幕を下ろすこととなった東京クヮルテット。最後の日本ツアーでは、弦楽四重奏の原点といえるハイドン作品、日本での演奏機会は少ないながらも作品の素晴らしさをぜひとも伝えたいというコダーイの弦楽四重奏曲第2番、そして創立以来、数え切れないほど弾いてきたというベートーヴェンの傑作、弦楽四重奏曲第14番と、こだわりのプログラムを披露。歴史に残る弦楽四重奏団の最後の輝きを体験できる貴重な機会となる。

「東京クヮルテット 日本ツアー」は、5月15日(水)の大阪・いずみホールを皮切りに、同16日(木)の東京オペラシティ コンサートホールほか、全6公演を開催する。

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