卒業する渡辺麻友

 「第59回輝く!日本レコード大賞」の記者会見が18日、東京都内で行われ、優秀作品賞を受賞したAKB48(横山由依、渡辺麻友、松井珠理奈)、乃木坂46(白石麻衣、桜井玲香、齋藤飛鳥)、欅坂46(菅井友香、小林由依、鈴本美愉)、AAA(浦田直也)、三浦大知ほかが登場した。

 AKB48グループ総監督の横山は「優秀作品賞を頂きありがとうございます。AKB48は9回目のレコード大賞のステージになります。(受賞した)『願いごとの持ち腐れ』という楽曲は、メンバーで一丸となって合唱に初挑戦した曲でもあります。年末にもう一度メンバー一丸となって、大賞を目指していきたいです」と意気込みを語った。

 渡辺は「今年いっぱいでAKB48を卒業させていただくんですけど、最後のレコード大賞の場で後輩の乃木坂46と欅坂46とそろったことで、お互いが切磋琢磨(せっさたくま)しながら、最高のパフォーマンスをお見せできるように頑張っていきたいです」と語った。

 秋元康氏プロデュースの3チームが「日本レコード大賞」をかけて激突するが、「お互いにライバル心はある?」と聞かれると、桜井は「乃木坂46はAKB48さんを目標にやってきたグループですし、欅坂46は私たちの妹分として頑張ってきたので、いっしょに(ステージを)体験できるのは奇跡だと思うので、ライバル心というよりもうれしさの方が強いです」と答えた。

 渡辺が最後の「レコード大賞」のステージになることへの思いを聞かれると、松井は「まゆゆさんはAKB48をずっと引っ張ってきてくださった先輩なので、当日はまゆゆさんへの感謝の気持ちを込めてパフォーマンスをしたいです。そして、大賞というすてきな結果が出たらうれしいなと思っています」と話した。

 横山も「まゆゆさんの最後の背中からたくさん学んでいきたいです」と渡辺への熱い思いを語った。

 番組は、30日午後5時30分から、都内・新国立劇場より生放送。