大阪に登場した『クロユリ団地』のミノル君と、くしたん

『女優霊』『リング』など多くの名ホラー作品をおくり出してきた中田秀夫監督が、前田敦子と成宮寛貴をキャストに迎えた最新作『クロユリ団地』の公開を記念して大阪でPRイベントが行われ、劇中に登場する謎の少年・ミノルと、大阪のゆるキャラ・くしたんが、ビリケン神社でヒット祈願を行った。

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本作は、“謎の死”が続く老朽化した集合住宅“クロユリ団地”を舞台に、隣室で孤独死した老人の事件をきっかけに起こる恐ろしい出来事の数々を描く。団地の事件を知らずに入居し、隣室の老人を助けられなかった罪悪感と次々に起こる怪奇現象に追い詰められていく主人公・明日香を前田が、遺品整理のために団地を訪れた特殊清掃員の笹原を成宮が演じる。

くしたんは、大阪・新世界の名物“串カツ”の姿をしたキャラクターで、『クロユリ団地』がくしたんを“ミノルと、遊んで揚げ隊長”に任命したことから共に映画のヒット祈願を行うことになった。映画の宣伝プロデューサーは今回のキャンペーンについて「本作は、”団地”で巻き起こるホラー映画です。団地とは、住宅や目的・用途を集合させた一団の地域である事に着眼し、どこか団地のように密集している業態はないか? と考え、大阪の一つのシンボルでもある新世界の串カツが団を成していたので、アプローチしました」とコメント。新世界の一部店舗では名前に“みのる”と入っている人に串カツ3本がプレゼントされるキャンペーンも31日(金)まで実施する。

『クロユリ団地』
5月18日(土)公開