『県庁おもてなし課』 (C)2013映画「県庁おもてなし課」製作委員会

「ぴあ」調査による5月10日、11日に公開された映画・満足度ランキングは、有川浩の同名小説を錦戸亮、堀北真希の出演で映画化した『県庁おもてなし課』がトップに輝いた。2位に中村光の人気コミックを映像化した『聖☆おにいさん』が、3位に大泉洋、松田龍平出演の人気シリーズ続編『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』が入った。

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1位の『県庁おもてなし課』は、観光促進を目的に発足した高知県庁“おもてなし課”の職員たちが、観光構想の実現に向けて奔走する姿を描いた作品。出口調査では「“活性化”ということがよくわかった。高知の風景がキレイで印象的だった」「大学で観光学を勉強しているので、そういった観点から観ても非常におもしろかった。高知に行きたくなった」「現実にもやっていけそうな地域活性化へのアイディアがあって参考になった。錦戸亮の演技は新鮮で爽やか」「県の現状など考えさせられるところがあり、人と人との繋がりの大切さを感じた」など、20代を中心に支持された。

2位の『聖☆おにいさん』は、東京の立川で気ままなバカンスを過ごすブッダとイエスの日々をコミカルに描いたアニメーション。観客からは「原作の世界観を知っているだけにたまらなくおもしろかった!」「奥行きがあって自分も街を歩いているように感じられた。続編が作られるのを期待したい」「原作に忠実で非常に満足。今はネットでほとんどのことがわかるが、人と人との会話を通して知ることはいいなと思った」など原作ファンからも好評だった。

(本ランキングは、5月10日(金)、11日(土)に公開された新作映画7本を対象に、ぴあ編集部による映画館前での出口調査によるもの)