イチオシの2機種は5月中に発売する

NTTドコモは、5月15日、2013年夏モデルとして、「Xperia A(エース) SO-04E」「GALAXY S4 SC-04E」などスマートフォン10機種、7インチのタブレット端末「AQUOS PAD SH-08E」の計11機種と、2012年冬モデルのiモード対応携帯電話「P-01E」の新色「シャンパンゴールド」、「N-01E」の新色「LIGHT BLUE」を、5月17日から順次発売すると発表した。

スマートフォンのラインアップは、「Xperia A SO-04E」「GALAXY S4 SC-04E」「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」「ARROWS NX F-06E」「Optimus it L-05E」「MEDIAS X N-06E」「ELUGA P P-03E」「AQUOS PHONE si SH-07E」「Disney mobile on docomo F-07E」と、シニア向けの「らくらくスマートフォン 2 F-08E」の計10機種。このうち「GALAXY S4 SC-04E」「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」「ARROWS NX F-06E」「ELUGA P P-03E」の4機種は、解像度1080×1920、フルカラー1677万色のフルHDディスプレイを搭載する。画面サイズは、約4.3インチの「AQUOS PHONE si SH-07E」、約4.5インチの「Optimus it L-05E」以外はいずれも4.6インチ以上で、「ARROWS NX F-06E」と「GALAXY S4 SC-04E」は5インチ以上の大画面だ。

夏モデルのうち、「ツートップ」と位置づけるイチオシ機種の一つ、「Xperia A SO-04E」は、約4.6インチのHD液晶ディスプレイを搭載したラウンドフォルムのボディに、「Exmor RS for mobile」を採用した有効約1310万画素のカメラやモバイルブラビアエンジン2、「WALKMAN」アプリケーションなど、ソニーの最新技術を盛り込んだ。IPX5/8の防水、IP5Xの防塵性能を備える。カラーはWhite、Black、Pink、Mintの4色。発売日は5月17日。

もう一つのイチオシ機種、「GALAXY S4 SC-04E」は、約5インチの世界初のフルHD有機ELディスプレイを搭載し、より薄く、軽くなった。GALAXYシリーズ最速の1.9GHzクアッドコアCPU、有効約1320万画素カメラなどを搭載する。カメラは、外側カメラと内側カメラで同時に静止画・動画を撮影できる「デュアル・カメラ」。カラーはBlack Mist、White Frost、Blue Arcticの3色で、発売日はBlack Mist、White Frostが5月23日、Blue Arcticは6月中旬の予定。

約5.2インチのフルHD液晶ディスプレイを搭載した「ARROWS NX F-06E」は、ドコモのスマートフォンで初めて地上デジタル放送(フルセグ)に対応。カラーはBlackとWhiteの2色で、6月中旬に発売する。

2012年8月に発売した「らくらくスマートフォン」の第二弾「らくらくスマートフォン 2 F-08E」は、画面サイズを約4.3インチに大型化し、LTEサービス「Xi(クロッシィ)」に対応した。カラーはゴールド、ブラック、ピンクの3色。発売に合わせて、月額2980円の新たなXiパケット定額サービス「Xiらくらくパケ・ホーダイ」を提供する。発売は8月中旬の予定。

「AQUOS PAD SH-08E」は、省エネと高画質を両立した次世代ディスプレイ「IGZO」を搭載したシャープ製タブレット端末。解像度1200×1900、約7.0インチの大画面で、ワンセグより高画質なフルセグを楽しめる。バッテリ容量は4200mAh。発売時期は7月下旬の予定。なお、同じシャープ製のスマートフォン「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」は、フルHD(1080×1920)の「IGZO」を搭載する。

スマートフォン・タブレット端末は、いずれも処理能力の高いクアッドコアCPU、長時間利用しても安心な2000mAh以上(うち5機種は2500mAh以上)の大容量バッテリを搭載。省電力化とあわせ、実使用時間45時間以上を実現した。さらに、mmbiが運営するスマートフォン向け放送局「NOTTV」に対応し、便利な録画機能を初めて搭載した(「らくらくスマートフォン 2 F-08E」を除く、「Xperia A SO-04E」はOSのバージョンアップで対応予定)。画面に触れずにさまざまな操作ができる機能「ホバー」搭載機種、iモードケータイから移行しやすい「docomo シンプル UI」搭載機種(「MEDIAS X N-06E」「ELUGA P P-03E」)も投入した。また、2GHz/1.5GHz/800MHz帯の三つの周波数帯でLTEサービス「Xi」を利用でき、一部のエリアでは、受信時(下り)最大100Mbpsで通信できる。

ドコモでは、これまでスマートフォンを主に「docomo with series」「docomo NEXT series」の二つのシリーズに分類していたが、選びやすくするために見直した。今後は、「ドコモ スマートフォン」「ドコモ タブレット」「ドコモ ケータイ」「ドコモ キッズ・ジュニア」「ドコモ らくらくホン」の五つのカテゴリで展開する。

また、4月に発表した通り、「ドコモ サービスパック」として、スマートフォン向けサービスをまとめた「おすすめパック」と「あんしんパック」を5月16日から提供する。月額使用料(合計)は、ニュースや天気予報、ゲーム、占いなどのコンテンツが使い放題になる新サービス「スゴ得コンテンツ」と「クラウド容量オプション プラス50GB」、提供中の「iコンシェル」をパックにした「おすすめパック」が525円、端末の水濡れや紛失時に一定の負担金で新たな携帯電話機を届ける「ケータイ補償 お届けサービス」と「スマートフォンあんしん遠隔サポート」「あんしんネットセキュリティ」をパックにした「あんしんパック」が630円。それぞれ単独で契約する場合に比べ、合計399円安い。

5月16日からは、「クラウド容量オプション プラス50GB」と連携するストレージサービス「フォトコレクション」も機能を拡充する。同じく「クラウド容量オプション プラス50GB」と連携する新サービス「データ保管BOX」は、5月23日から提供する。

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