映画初主演するイ・ホンギ(FTISLAND) (C)@韓流ぴあ 映画初主演するイ・ホンギ(FTISLAND) (C)@韓流ぴあ

韓国出身のロックバンド・FTISLANDのボーカルで俳優のイ・ホンギが15日、都内で映画初主演作『フェニックス~約束の歌~』(6月7日公開)の記者会見を行った。

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同作は、末期がん患者のホスピスでの社会奉仕活動を命じられた、わがままなトップアイドル、チュンイ(イ・ホンギ)が、音楽を通じて患者と触れ合うことで人生を見つめ直し、成長していく姿を描く。誰もが経験する“死”を前にして、残していく者と残されていく者、それぞれの交錯する思い、そして、限りある命の中で、精一杯生きることの喜びと大切さを爽やかに伝える感動作。

子役から長い経験を積み、韓国ドラマ『美男<イケメン>ですね』や、市川由衣とW主演した日本のドラマ『マッスルガール!』などで、俳優としても人気を集めるイ・ホンギだが、不安もあったそうで「台本を読んで、ホスピスを初めて知ったんです。興味を持ったんですが、上手くできるか心配で、やるべきか悩みました」。出演を決めたのは「自分の人生において、意味ある作品だと思ったから」と話し、演技を通して「後悔しない人生を生きようと思うようになりました。心から(自分が)願っていることは何なのか、好きな仕事ができているのか、を振り返るきっかけになったんです。また、家族や周囲の人たちの大切さにも気付きました」と爽やかな笑顔を見せた。

もし、余命数か月と宣告されたら「僕はホスピスには行かないです」ときっぱり。「今まで時間がなくて出来なかったことがしたい。世界一周とか、死ぬ前に絶対やっていみたいこととかあるじゃないですか、銀行強盗とか!」とユーモアたっぷりな回答で沸かせ、「食べたい物を食べて、買いたい物を買って、いろんな女性と付き合いたい」とにやり。

最後に、「心温まる作品です。自分の人生についても振り返るきっかけになると思います。笑いのツボも散りばめられているので、ヒーリング効果も味わっていただけたら。期待してください」とアピールした。映画『フェニックス~約束の歌~』は、6月7日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズほかで全国公開。