『10人の泥棒たち』の日本語版キャスト

6月22日(土)公開の映画『10人の泥棒たち』の日本語版キャストがこのほど発表された。プロの泥棒たちの巧妙なかけひきを表現するため、山寺宏一、朴ろ美(ろは、王へんに路)、平田広明、平野綾、石塚運昇、小山茉美、小山力也、野島健児、小松由佳、中井和哉といった10人の“プロフェッショナル”が顔を揃えた。

『10人の泥棒たち』予告編

本作は、世界にたったひとつしかないダイアモンド“太陽の涙”を巡って10人の野心を抱えた男女が観客の予想を裏切るかけひきを見せるエンターテインメント作品。配給を手がけるライブ・ビューイング・ジャパンの大里洋吉氏は「最初にこの作品に出逢ったとき、ハリウッド級のとても面白い作品として一気に魅了されました。本作は、展開がスピーディかつトリッキーなので、字幕を読むことに追われると、10人のメインキャストが紡ぎだす作品本来の良さが半分も伝わってこないと感じ、この作品の面白さを字幕に追われることなく、じっくりと楽しんで頂くべく、今回、豪華声優陣による“日本オリジナル版”ともいうべき吹き替え版を作りました。もちろん、字幕のオリジナル版をご覧になりたい方も沢山いらっしゃると思いますので、是非、字幕版でも吹き替え版でも、2度3度とご覧いただいて、たっぷりと作品の深みと面白さを味わって下さい」とコメントしている。

ダイアモンド強奪作戦の首謀者を演じる山寺は「私が演じたマカオ・パクは、あくまでクールに、表情ひとつ変えずにずっと淡々と仕事を遂行していくのですが、実は内に秘めたものがあるんです。その秘密がだんだん明らかになっていくのも見所の一つです。最初、『え?え?何でこうなっているの!?』と思ったのですが、過去に遡っていくと色々なところで関わっていて、一つ一つ紐解かれていくのも面白いですね。彼は、すごく懐の深い男だなと思います。クライム・サスペンスの中に、アクションやコメディー等、様々な要素が入っているので、エンターテインメントとして本当に凄いなと感じました」と語っている。

本作は2週間限定上映で、公開3週間前の6月1日(土)から全上映回を全席指定で発売する。

『10人の泥棒たち』
6月22日(土)より、TOHOシネマズ 渋谷ほか全国2週間限定公開