『後驛鵝肉店』の半羽のガチョウ肉(プレーン)。素手でガツガツいきたい。ガチョウ肉のオーダーは150元~

亜熱帯の台湾とはいえ、北部に位置する台北は12月から2月にかけてやや肌寒くなり、1月や2月は寒波の到来とともにコートやマフラーが必要になる日もある。

そんな台湾で人々が栄養をつけるために食べるのはやっぱり肉。

特にクリスマスや年末から旧正月までのあいだはお祝いムードが漂い、肉料理を食べたがる人が増える。そんなとき、大衆食堂では豚を中心に、鶏、鴨、羊などに人気が集まる。

今回は年末年始の台湾旅行で食べたい、ちょっと贅沢な肉料理を5品紹介しよう。

鵝肉(アーロウ)

『後驛鵝肉店』のガチョウ肉(スモーク)。半羽または1羽を選べる。1羽なら6、7人でシェアしてもたっぷりのボリューム

カモ肉、ガチョウ肉は台湾では一般的な食材で、日本ほど高くない。いずれも大衆食堂でお目にかかることができるが、ガチョウはカモに比べてやや高級品だ。

台北駅の北側の路地には、ジューシーなガチョウ肉をたっぷり堪能できる専門店『後驛鵝肉店』がある。

グループで訪れる場合は、ガチョウ肉をまるごと1羽、または半羽でいただきたい。味はノーマルとスモークの2種類。皿に山盛りになったガチョウ肉、その上にこれでもかとばかりに盛られたショウガの千切りには、有無を言わせぬ迫力がある。

この店にはガチョウ肉をのせた麺類もたくさんあるので、一人でカウンターに座って気楽にガチョウ肉麺を楽しむこともできる。「今日はちょっと贅沢なランチにしたい」というときにぴったりだ。

後驛鵝肉店(ホウイーアーロウデェン)
台北市長安西路220巷29號 TEL:02-2555-0498
10:00~20:00 日曜休

紅燒肉(ホンサオロウ)

衣はカリッ、中の赤身はジューシーなのが台湾風紅燒肉。『阿角紅燒肉』で1皿50元~

台湾の食堂メニューでよく見かける「紅燒」の文字。中華料理のなかでは四川風の赤い牛肉麺も、醤油煮込みもみな「紅燒」だが、台湾で「紅燒肉」といえば衣をつけてカリッと揚げた豚バラ肉を指す。

豚肉を紅麹に漬け込んで、ほんのり紅色になった紅燒肉もある。太平市場にある『阿角紅燒肉』は台北でも一、二を争う美味しい紅燒肉との定評がある。

豚バラ肉は肉厚でジューシーでありながら、脂身が少ないので女子ウケもよい。店は朝市のなかにあるので、散歩を楽しみながら紅燒肉と麺の朝食か、早めのランチがおすすめだ。

また、豚のタン、ハツ、レバーといったモツも1皿50元から提供している。新鮮で臭みのないモツが味わえる。

阿角紅燒肉(アージャオホンサオロウ)
台北市延平北路二段247巷2號 TEL:02-2553-5453
8:00~14:00 不定休

豬腳(ズージャオ)

豚肉料理の王様とも言える豚足。この肉汁とタレを白いごはんにのせてかぶりつこう。『金香豬腳』で1皿85元~

台湾の肉料理と言えば忘れてはならないのが豚足だ。

醤油で煮込んだ豚足は、豚肉料理の多い台湾でもひときわ輝く王様的存在。豚足は醤油系の甘味が濃厚で、こってりしていて、旨味たっぷりでなければならない。

台北市のやや東寄りに位置する金錦街のオフィス街に、地元の会社員たちに評判の豚足ランチがある。昼どきにはテイクアウト客の行列ができていて一瞬たじろぐが、店内には空席があることも。これは台北のオフィス街でよく見かける現象。

テイクアウトの行列が長いということは、近所で人気がある証拠だ。

脂身の少ない部分を選べば豚足はヘルシーに食べられる。

肉汁とタレがたっぷりかかった豚足は白米とともに食べたいところだが、この店の涼麺もさっぱりとしていて口直しになる。このちょっと意外な組み合わせが地元の人に愛されている。

金香豬腳。涼麵(ジンシャンズージャオ。リャンミェン)
台北市錦州街253號 TEL:02-2517-2138
11:00~20:30 無休

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