加瀬亮&原恵一監督が学生を前に“映画”を語る

2013.5.16 14:53配信
『はじまりのみち』ワークショップの模様

6月1日(土)公開の映画『はじまりのみち』に主演した加瀬亮、原恵一監督、プロデューサーの新垣弘隆が九州ビジュアルアーツで映画・アニメーション学科の学生100人を対象にワークショップを行い、実写とアニメの相違、映画業界について語った。

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本作は巨匠・木下恵介監督の実話を基にした感動作。これまで数多くのアニメーションを手掛けきた原監督は、撮影現場でアニメと実写の違いに戸惑ったと言い「ずっとカット割りをどうやって決めるのか疑問だったんですが、現場で決めるんだということを知ったときはパニックに陥りましたね。絵コンテは、机に向かって時間をかけて決めるので、あまりの違いに驚きました」と振り返った。

また、学生から「映画制作においてこだわっていることは?」と質問が飛ぶと、原監督は「1本映画が出来た時、周囲に比較できる作品がない、と思えた時にいい作品が出来たかもしれないと思う。似た作品がないということは独特の作品が出来たなと。それは木下監督の作品なんかにも通じるものだと思います」と語り、加瀬は「役者という仕事をやるようになってから、いろいろな考えの受け止め方ができるようになったなというのはありますね。これじゃなきゃ嫌だというのはなるべく思わないようにしています」とコメントした。

最後にふたりは、学生に向けて「僕もみなさんと同じような立場だったので、みなさんの将来への不安な気持ちはよくわかります。僕も作りたいものが必ず作れるわけではないんですよね。それはしょうがない。でも、誰かのせいにはしないことですね。自分の力が足りなかったということだと思ってほしい。そうやって腐らずにまた新たな挑戦をすればいいと思う」(原監督)。「自分で考えたこと、愚直な努力をしたこと位しか力にならないので、でも逆に言うとその二つは必ず力になる。自分がいいと思ったことに突き進んでほしいと思います」(加瀬)と語りかけた。

『はじまりのみち』
6月1日(土)ロードショー

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