『息もできない』キム・コッピ、日本のインディ映画で主演

2013.5.20 12:50配信
(左から)キム・コッピ、忍成修吾

『息もできない』で鮮烈な印象を残したキム・コッピが来日し、17日に東京・オーディトリウム渋谷で行われた主演作『蒼白者 A Pale Woman』の先行上映会に、共演する忍成修吾、メガホンを執る常本琢招監督らとともに舞台あいさつに立った。

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本作は、今年のゆうばり国際ファンタスティック映画祭に出品され話題を呼んだラブストーリー。大阪を舞台に、ひとりの男を救おうとする韓国人女性の愛が描かれる。6月8日(土)の公開を前に、5月11日から17日まで開催された「CO2東京上映展2013」にて先行上映された本作は、2004年から始まり、石井裕也監督、横浜聡子監督らを輩出している助成金制度「CO2(シネアスト・オーガニゼーション大阪)」から生まれたインディペンデント作品だ。

愛を内に秘めるクールなヒロインに扮し、新たな魅力を放ったコッピは「こうして皆さんの前で上映できて、本当にうれしい」と笑顔であいさつ。劇中では銃を使ったアクションにも挑んでおり「もともとアクションというジャンルには興味がありました。でも、実際に手にした銃は重くて大変でした」と撮影を振り返った。大阪・鶴橋のコリアンタウンがロケに全面協力し「親近感があり、活気にあふれた町でした。食べ物もおいしく、たこ焼きやお好み焼きを食べました」。現場で覚えたという関西弁「ホンマに!?」も披露していた。

共演する忍成は「普段から人見知りなのに、海外の方を相手に、どう打ち解けたらいいか悩んだ」というが、実際には「コッピがグイグイ話しかけてくれて、大事なシーンでも引っ張ってもらった。相手がコッピだから、心地よく演じることができた」と感謝の意。自身も韓国語の台詞やピアノの演奏に挑戦し、新境地を切り開いた。常本監督は「一昨年、夕張でコッピと出会い、去年大阪で撮影。そして今年、東京で上映できるのは感無量」と喜びを噛みしめていた。

『蒼白者 A Pale Woman』
6月8日(土)から渋谷・ユーロスペースでレイトショー上映

取材・文・写真:内田 涼

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