『キャプテンハーロック』の主題歌はONE OK ROCKの『Be the light』(C)LEIJIMATSUMOTO/CAPTAIN HARLOCK Film Partners

松本零士の傑作コミックを約27億円を投じて映画化する『キャプテンハーロック』の主題歌が、ロックバンドONE OK ROCKの『Be the light』に決定した。

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本作は、松本零士の『宇宙海賊キャプテンハーロック』を荒牧伸志監督や福井晴敏ら日本のトップクリエイターが総力をあげて新構築するもの。宇宙進出が進み、地球への居住権をめぐって紛争が激化した未来を舞台に、かつて英雄と呼ばれた宇宙海賊ハーロックの戦いを描く。

主題歌に決まった『Be the light』は、3月に発売されたONE OK ROCK(ワンオクロック)6枚目のアルバム『人生×僕=』(ジンセイカケテボクハ)に収録されている楽曲。プロデューサーの池澤良幸は「映画『キャプテンハーロック』が持つ重要なテーマに“再生と継承”があります。絶望の危機に瀕しても前に進んでいく男がいる、ということを伝えたい、とこの映画のプロジェクトは立ち上がりました。そしてそれを私たちの世代も継承していかなくてはいけないと」と話し、楽曲の起用理由について「映画の製作が山場を迎えているとき、『Be the light』を初めて聴きました。自然と涙が流れてきました。それはただ単にこの曲とPVの素晴らしさに感銘を受けたということだけでなく、同じようなことを憂いて、叫んで、語りかけているONE OK ROCKさんに『自分も何かをしなくちゃいけない』という想いにかられたからだと思います」と語っている。

今回の起用を受けONE OK ROCKは「世界中で起きている人間の力ではどうにもならない悲しい出来事に対して、バンドマンとして、ひとりの人として、自分たちの気持ちを表現した曲です。この映画と交わることで、ONE OK ROCKだけの世界観とはまた違った形で色々な人達の暗闇が光に変わることを心から願っています」とコメントを寄せている。

『キャプテンハーロック』
9月7日(土)全国ロードショー