破り方4.

ポケットに忘れたまま洗濯する

部下の目の前で辞表を破るのが心苦しいならこの方法が望ましいでしょう。自ら破ってしまったのではなく、ミスで破ってしまったことにすれば恨みを買うこともありません。さらに、「この人はおっちょこちょいだから自分が側で支えてあげないと…」というように、愛され上司としての支持を集めることも期待できます。

 

 

 

 

破り方5.

上の階で

 辞表破りのビジュアルにこだわりたい方はこちらです。目の前では辞表を破らずに、あえて部下が働く上の階で破り捨てることで晴天に紙片が舞い散ります。それに気付いた部下も「あ、雪・・・いや、辞表!?」と美しい光景に目を奪われてしまうこと請け合いです。

 

 

 

 

破り方6.

爆破

最終的にはやはり「絶対に辞めてほしくない」という意志を見せることが一番大事です。大量の火薬を使用して派手に散らかしましょう。部下が辞表を出すのは、所詮は同棲している彼女の家出と同じように「行かないでくれ」と止めてほしいだけなので、誠意さえ見せれば「そこまでして貰えるなら」としっぽを振りながら戻ってくるものと相場が決まっているのです。

 

 


「最近の若者はすぐに仕事を辞めてしまう」と愚痴る中高年が増えていますが、それはもしかすると自分たちが辞表の破り方の工夫を怠ってきた結果なのかもしれません。この記事を参考にして個性的でカッコいい辞表の破り方を実践し、部下に対する人心掌握術にさらなる磨きをかけていただければと思います。

大学を中退して成り行きで専門学校を卒業し、ろくに就職もせずにオモコロというサイトで出鱈目な記事を書き続けて数年、分かったのは人はインターネット上で存在感が増すほど社会的にゴミに近付いていくということでした。

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