韓国のパク・チャヌク監督の『復讐者に憐れみを』が、ハリウッドでリメイクされることになった。同作品はパク監督の“復讐三部作”の一作目だ。

三部作のほかの2作は『オールド・ボーイ』と『親切なクムジャさん』。『オールド・ボーイ』はすでにスパイク・リー監督、ジョシュ・ブローリン、サミュエル・L・ジャクソン、シャルト・コプリー出演でリメイクされている。北米公開は今年秋。オリジナルの『オールド・ボーイ』はカンヌ映画祭で審査員特別グランプリを受賞するなど海外でも高く評価され、一時はスティーブン・スピルバーグが監督する予定だった。

ハリウッド版『復讐者に憐れみを』の監督は未定だが、脚本はブライアン・タッカーが手がける。パク監督は最近、ニコール・キッドマン、ミア・ワシコウスカ主演の『イノセント・ガーデン』でハリウッドデビューを果たしている。

文:猿渡由紀