WN-AC1600DGR

アイ・オー・データ機器は、無線LANルータの新製品として、最新の無線LAN規格IEEE802.11acに対応した「WN-AC1600DGR」を6月中旬に、5GHz帯(11n/a)と2.4GHz帯(11n/g/b)の同時接続ができる「WN-AG600DGR」を6月下旬に発売する。

ともにPCがない環境でも、スマートフォンやタブレット端末の標準ブラウザを使用したインターネット接続設定に対応。無線LANの接続は、専用アプリ「QRコネクト」を使って、本体のQRコードを読み込むだけで簡単に設定できる。本体背面のUSBポートにプリンタを接続すれば、ネットワークプリンタとして使用できる。

「WN-AC1600DGR」は、従来のIEEE802.11nに対して、帯域幅の拡大、変調信号の多値化、MIMO方式の拡張を施すことで、約11.5倍の1300Mbps(規格値)を実現したIEEE802.11acに対応している。アイ・オー・データ機器が実施したテストでは、無線LAN実測値で約506Mbpsのスループットを記録した。

有線LANポート(LAN側×4、WAN側×1)は、いずれも1000BASE-Tに対応。サイズは幅127×高さ198×奥行き100mmで、重さは約320g。税別価格は1万5700円。

「WN-AG600DGR」は、IEEE802.11n/a/g/bに対応し、電波干渉に強い5GHz帯と、さまざまな機器を接続できる2.4GHz帯の同時利用に対応。高速性と安定した通信を実現する。

使用環境や生活に合わせて設定できる「エコモード」で、インターネットを使わない時間を設定したり、ワイヤレスやLANなどのランプを消灯したりすることによって、消費電力を最大で約63%カットする。

購入者は、net.USBクライアントによって接続したHDDへのアクセスを高速化する「マッハDrive」製品版を無料でダウンロードできる。

サイズは、縦置き時が幅127×高さ195×奥行き93mm、横置き時が幅188×高さ29×奥行き127mmで、重さは約300g。税別価格は9000円。

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